現場監督、か・な・り辛い!
仕事量が多いし、仕事の幅が広いし、そのくせマニュアルみたいなテキストも無い! そんな現場監督の仕事に疲れたという人は、多いと思います。あまりに辛いから、辞めたいとすら感じ始めている人、とてもとても多いんじゃないかなあ…。
今回は、現場監督から転職するときにオススメの転職先を、異業種含めてミヤケンなりに考えてみました!
現場監督は、仕事が多すぎる
現場監督って、はたから見ただけだと「何してるんだろうなあ」と思うんですよ。だけれど、実はとてもとても仕事が多くありません? 現場に出ている間は文字通り監督業務をしないといけないし、現場の職人が帰った後には図面作成とか書類作成とか整理とかとかいろいろあるし…。
しかも、図面作成などの座り仕事は現場に出ている間は進まない!
必然的に残業をすることになっちゃうし、忙しいときには家に帰れないことも多いんじゃないかな。土日祝日なんて関係ないし、私生活がグチャグチャになっちゃうんですよねえ。趣味を楽しむ余裕が無いし、旅行とかにはもう行けるわけがない状態。
また、クライアントと職人との間で板ばさみになることもあり、心労も多いと思います。
単純に仕事量が多くて忙しい上に心労もあり、家にもなかなか帰れず私生活を楽しめない。仕事のために生きている状態じゃあないですか!
ボク的には、その状態はあまりに辛いから転職を勧めたいなあ。
辛い現場監督の仕事を辞めて、楽しく私生活をエンジョイできる転職先に就きましょう!
現場監督からの転職先、オススメは?
ミヤケンが「現場監督の仕事の経験」に注目して、現場監督にオススメしたい転職先を考えてみました。現場監督の経験というと、「監督・管理業務の経験」「設計関係の経験」「折衝ごとの経験」などが挙げられるんじゃないかなあと思います。そこに注目すると、こういう仕事が転職先の候補に入るよ!
品質管理
何かを管理監督するという経験を活かせるというのと、建築関係の業界と製造業は結構似た雰囲気があるためオススメに入れました。建築から製造に転職する人多いんですよねえ。土日祝が無いような業界から、決められた休日をしっかりと取得できる製造業に転職するという…。
意識的か無意識的かはわかりませんが、か・な・り合理的な転職を皆さんやっています。
品質管理の仕事は交渉力が大切になる場面があるんですよ。顧客の苦情処理とか、設計・製造部と交渉して品質改善を行うとか、現場監督の折衝ごとの経験も活かせちゃうんです! オススメの理由は、そこにもあります。
設計事務所
現場監督の仕事が辛いのは、現場の仕事と現場終了後の仕事が両方あることですよねえ。それなら、どちらか一方に専念したら悩みは結構解消されるんじゃないかな! ということでオススメしたいのが、設計事務所。
現場監督から、設計に専念しようよ、ということですねー。
現場経験のある人を求めている設計事務所は、結構多いんです。現場の経験があると、仕上がり方や納まりなどのイメージが膨らみやすいから、設計にも役立ちます。加えて現場監督は設計じゃなくても、図面作成経験があるため、設計の仕事も覚えやすいと思うんです。
建築系の仕事を諦められないなら、オススメしたい転職先だなあ。
営業職
業界はなんでもいい! 自分自身の興味が向く業界を選べばそれでいいんだよ!
営業職、挑戦してみよう。
現場監督から営業職に転職して活かせるのは、コミュニケーションとか折衝経験とかそういったものが主です。実務は活かせないけれど、仕事をする中で培ったものは活かせるから、そう思うと「もったいない」という気はしないと思います。
とてもとてもオススメですよー! というわけではありませんが、興味がある業界・商材があり、好きなことに関して饒舌になるタイプの人にはオススメしやすいです。私生活だけじゃなくて、仕事自体も楽しくなってくるかもしれませんよ?
CADオペレーター
CADオペレーターは資格が必要になりますが、比較的自由に働けるため転職先に選ぶ人は案外います。
仕事内容は、CADの操作です。設計者・デザイナーなどが考えた形を入力して、図面・3Dデータなどの形にしてコンピュータ上で利用できるようにします。変更点があったときもそれに沿ってデータ修正を行うという、データ屋さんみたいな感じですね。
CADオペレーターとして大事なのは、設計の経験よりも「設計・デザインを図面とか3Dデータとかに表現する技術と表現力」です。これはCADを扱う技術を学ぶことによって自然に身につくことだから、資格を取りながらとか、働きながらとかで身に着ければOK。
仕事に求められる技術面以外のことは、正確さとスピード。「早く正確に仕上げる」ことを意識すれば、設計者やデザイナーからの信頼をゲットできますよ!
また、フリーランスとして働く人も多く、自由な働き方をしようと思えばいくらでも方法があるというのも魅力的です。
時間に縛られないだけじゃなく、場所にも縛られません。自宅オフィス&単独で仕事をすることもできるから、煩わしい人間関係とはさようならできます。図面作成が得意な人、CADに興味がある人にはオススメです!
ミヤケン的にか・な・り勧めたいんだ。
WEBディレクター
近年穴場の業界が、WEB!
べ、別にボク自身がWEB業界にいるからオススメしているわけ…なんだけどね。半分は、自分の経験上オススメという話なんです。
だけど、現場監督からWEB…特にディレクターというのは結構アリだと思います。もちろん、WEB関係の知識を学ぶ必要はあるけど、WEBの仕事経験が無くても管理・監督業務の経験があれば伸びしろを期待して採用する会社、結構あるんです。
WEB自体が新進気鋭の業界だから、経験者ばかり採用していたんじゃ限界ありますしね。
素質ある人をどんどんWEBに引き込んで盛り上げよう! というような段階だから、WEB経験の有無や知識の有無はそれほど重要ではありません。知識も入社後に身に着けるということを良しとする会社、たくさんあります。
興味があるなら、是非是非!
現場監督の仕事が辛いなら、転職をしたほうが仕事も私生活も充実すると思います。ただ仕事が多くて忙しいだけが、仕事の充実じゃない。働いていて楽しい、私生活も楽しい、それが充実した社会人生活というものだとミヤケンは思うんです。
現場監督経験を活かした転職先は、案外幅広くあります。
勉強が必要なものもあるけれど、その価値は十分にある! 自分が「これいいかも」と思った仕事の求人を、転職サイトなどを使って集め始めてみましょう。辛い仕事からの脱却は、今始まったんです!