信用金庫の窓口業務、仕事多すぎじゃないかなあ?

信金の窓口業務と言えば、地方花形の仕事というイメージがあります。信金は地方民にとって関わり深いものだし、そこで対応してくれる窓口の人はなんだか華があるように感じるんですよねー。

だけど、調べてみると業務の多さにミヤケンびっくり。

信金を辞めたい人もそうだし、信金窓口業務を辞めてよかったなあという人も多そうです。今回は、そんな業務量が多すぎる信用金庫窓口から転職するときのオススメ転職先などなどを、紹介しましょう!

信用金庫の窓口を辞めたい人の原因を見てみると…

  • 基本の顧客対応、クレーム対応
  • 通帳の発行業務
  • 出納しないといけない
  • 為替振込発信の仕事もある
  • 定期預金の作成
  • 融資の稟議書作らなきゃ
  • 細かい作業! 給与発信事務 etc.

うん、多い! これは多すぎ大杉製麺ですわあ。

基本的な顧客対応と通帳の発行だけでも成り立ちそうな仕事だけど、裏では定期預金の作成をしたり稟議書作ったり、細かい仕事もたくさんあるわけですよね。しかも、窓口でも保険契約を取るという方針のところは多く、そのノルマに悩まされることも多いんじゃないかなあ。

働いているときは「あれをして、これをして」と頭の中フル回転させないと、厳しいですよね。

頭の中でタスクの切り替えができなきゃあ、この仕事は務まりません。「複数のことを次々やることが苦手」という、シングルタスクの人は信用金庫窓口に向いてないんじゃないかな。マルチタスクができる人でも、これは辛いよ。


辞めたいと思っても当然だし、転職後「辞めてよかった!」と晴れ晴れした気持ちになる人のほうが後悔する人よりも多いんじゃないかなあ。

信用金庫の窓口業務から転職! 転職先のオススメと、向き不向きの話

信用金庫窓口から転職したほうが、続けるよりも幸せになれると思う! だけれど、転職先だけはよく考えないと失敗してしまいます。

そのとき、信金の経験を活かすことと一緒に、向き不向きも考えないといけません。その考え方とオススメ転職先を、ミヤケンなりに考えてみました。

信金窓口業務に向いていない人

信金に向いていないのは、マルチタスクが苦手な人です。信用金庫の窓口業務というのは、本当に異質なくらい業務量が多く、幅が広いんですよね。ただ窓口で対応するだけじゃなく、細かい手続きや書類仕事までやることが盛沢山! 大盛の盛りそば以上に、平らげるのが大変な仕事なんですよー。

タスクの切り替えはその上手・下手に関係なく、集中力と生産性を下げちゃいます。

ましてや切り替えが苦手なシングルタスクと言われている人は、ミスしまくりになりかねません。ミス・コンテスト優勝ですよ、このままじゃあ。

この仕事に向いていないタスク切り替えが苦手な人には、この仕事の経験を活かして転職するというのはあまり向かないと思います。選ぶべき転職先は、苦手をカバーできる仕事!

タスクの切り替えが苦手な人=信金窓口に向いていない人にオススメなのは、一般事務・営業職です。

一般事務は「ひとつひとつの仕事をしっかりこなす」仕事で、信金窓口業務みたいに複数の仕事が舞い込んでくることはなかなかありません。仕事の量は多くなったとしても、結局やっていることは書類の作成という共通した作業ということが多いです。

作業の進め方自体が異なるということがないから、そもそもタスクの切り替えがあまりない!

営業職は「外回りしているときは営業に集中、帰社後は書類に集中」という感じに、環境でタスクが切り替えられます。頭の中で切り替えるのが苦手な人でも、環境とタスクの種類とを紐づけすることで、切り替えが簡単になるんです。

信金窓口業務に向いていない人には、事務職か営業職! 営業は別に、信金じゃなくても大丈夫ですよ。

信金窓口業務の経験を活かせる転職先

信用金庫窓口の経験を活かすのなら、ミヤケン的オススメは…。

カウンター販売の仕事!

信用金庫窓口業務と、少し似ているんですよ。カウンターで顧客対応をしながら、自社の商品・サービスを提案説明する仕事ですからね。接客と営業を兼ね備えている仕事というだけでなく、各種手続きの仕事もあります。

ただ、信金ほど業務の幅が広くはないし、信金みたいに「お金を扱うから1円もミスってはならない」みたいなこともないんですよー。信金のストレスを発散しながら、経験を活かして似た仕事ができるという意味で、とてもとてもオススメです。

信用金庫の窓口の仕事にストレスはあるけれど、それなりにこなせているという人には天職になる可能性もあります。

カウンター販売が多いのは、旅行業界と保険業界・不動産業界です。信金の地域密着性を活かして地元不動産に転職するのもいいし、旅行代理店も面白いんじゃないかな! ただ、不動産はカウンターだけで完結しないことが多く、実際にお客さんを連れて車で物件巡りをすることがあります。

業務の幅を狭めたいなら、旅行代理店のほうがオススメですよ。

信用金庫窓口のストレスのもとは、多すぎる業務の量! さらに人間関係などのよくある悩みも加わり、働く人たちの大きな悩みになっているように感じます。信用金庫の窓口を辞めたいのなら、転職先は「向き不向き」と「経験を活かすこと」の二つの視点から考えることが大切です!

そのどちらの道を進むかを判断するために転職サイトを使うことも、有用だとミヤケンは思います。

信金から転職するなら、まずは向き不向きから考えましょう!