どうも、たまにユニクロさんにお世話になっているミヤケンです。

冬場には特に、ユニクロにお世話になる人は多いですよねー。ヒートテック、最高! だけど、ユニクロに行く度に「正社員の人は大変だろうなあ」と思います。幅広い客層に対応し、利用者も多い大手アパレル企業ユニクロ。

ブラックと言われることもあるけれど、ここでは一度ブラックかどうかは置いておきますね。

ただ、どうしてブラックと言われてしまうのだろう、辞めたいという人の話を小耳に挟むことも多いけど、どうしてなんだろう? いろいろ気になったので、ミヤケン、調べてみました。

今回は、ボクの調べたユニクロの正社員(地域正社員)の声をお伝えすると同時に、転職を前向きに捉えられる考え方を紹介しましょう。

ユニクロはどうしてブラックと言われるのか? 答えは簡単だった

  • 有給消化率は100%近いけど、仕事中は死ぬほど忙しい
  • 正社員だと残業をすることが多くて、しんどいなあと思う
  • 繁忙期と閑散期との仕事量の違いがえらいことになっている。閑散期は残業が少ないからか、給料が少し物足りない。

上の三つは、ネットで集めた社員の声です。これを見ると、ユニクロがブラックだとかいろいろ言われている理由が見えてきます。それは…。

あまりに、忙しいから!

ボクは、ここで特別ユニクロを悪く言うつもりはありません。だけど、あまりに忙しいというのは特徴のひとつとして挙げさせてもらおうと思います。これはアパレル業界全体がそうなんだけど、ユニクロの場合は大手ということもあり、特にその傾向が強いみたいですね。

定時は、オープン前から1日8時間の労働時間があり、オープン前からの早番とクローズ後までの遅番とに分かれる形をとっています。ただ、正社員はこの定時で帰れることは少ないんです。たとえば、閉店作業や事務作業などなど、正社員じゃないとできない仕事がたくさんあります。

だから、正社員が誰かひとりは残らないといけなくなるわけで…。必ず残業が生まれるということだなあ。

さらに、正社員の数がそれほど多くはないため、同じ人が残らなきゃいけなくなり、忙しくなってしまうわけですねー。ブラックと言われるのは、1店舗あたりの正社員の数が少ないからと言えます。販売業は全体的に、バイトのほうが多いからね。

しかも、正社員だと、仕事が通しのときもあります。

通し+残業ありだと、労働時間は軽く12時間を越えちゃうんだよ。だから、「残業が多くて忙しいからブラックだなあ」と言われているということ。

だけど、実際は「必ず週休2日取れる」「福利厚生がいい」という声を口コミサイトでは見ることがあります。それに、ユニクロは最近サービス残業撲滅に力を入れているみたいで、サービスさせられるという話もあまり聞かなくなりつつあるんですよね。

「残業代は1分単位で支給される」という声もあるくらいです。別に、ブラックじゃないんじゃないかなとミヤケン的には思います。

要は「仕事日は忙しいけど稼げる」ということを、自分が受け入れられるかどうか!

ユニクロの地域限定社員の向き不向きは、そこに尽きると思います。

向いていないと自己判断できた人は、辞めちゃいましょう。

また、向き不向き以外にもユニクロの正社員を辞めたほうがいい人もいますよ。

ユニクロは、経営者視点を持てる人が勝ち?

ユニクロをはじめとする、アパレル業界を長く続けている人の特徴をミヤケンなりに考えてみたんだけど、結局「経営者の視点を持てるかどうか」だと思います。

経営者みたいな視点を持って、自分ならこうするとかいろいろ考えたり試したりして向上心高く…そうしないと、ただ服を並べるだけになっちゃいますよね。

正社員なのに、感覚はバイトと一緒になってしまうんじゃないかなあ。

特に、ユニクロは店舗が大型なところが多いですよね。

ショッピングモールの一店舗だとしても、そのフロアの大きな部分を占めていてミヤケンはいつも驚きます。どこのユニクロに行っても、フロアが大きいんです。

その大きなフロアを、いかにして効率的に回すか? を、正社員は考えなきゃいけません。ユニクロの正社員に要求されるのは、そういうところだと思います。完全に経営者視点ですよね。そういう視点を持ってがんばる人は、社員の中でも上にいけるのかな。

経営者視点を持ち、「この仕事を極めたい」「ユニクロで上にのぼりたい」という人は、ユニクロの正社員を続ければいいと思います。だけど、「ボクはそうじゃないんだ」という人は、この仕事を続ける意味はないんじゃないかな。というか、今辞めないとちょっとヤバイんじゃないかなあと思うんです。

ずっと、バイト感覚の仕事で終わることになりますよ。

ユニクロからの転職は、これで勝とう!

ユニクロから転職したいと思ったら、辞めたほうが未来の自分のためになります。

経営者視点を持つ仕事だから、長く続けて責任ある立場を任されたいとか、自分の店を持ちたいとか、そういう考えがないと続けられない仕事だよということを語りました。

じゃあ、ユニクロから転職成功させるにはどうしたらいいの? それをこれから語ります。

ユニクロの社員に求められるのは、経営者的な視点だと紹介しましたね。大きなフロアをどのようにして効率的に回すかを考えるというのは、凄く大きな経験なんですよ。ユニクロにずっといると、当たり前のようにそれを求められるから気づきにくいと思うんだけれど、実は貴重な経験をしています。

だから、転職するときにもそこをアピールしたら成功率は上がるんじゃないかな!

ただ、人によっては「その視点を持って働くのが苦手だった」という人もいると思います。それでも、アピールしたらいいと思うんです。上手にそういう視点を持てていた人とは言い方を変えて、ね。たとえば、「ユニクロでは大きな店をどのように回すかを常に考えることを要求されました」と事実だけ語る。

それを聞いた相手は、「なるほど、そういう経験があるのか」と好意的に解釈してくれます。言葉のマジックです。

また、この経験はどんな仕事だとしてもアピールできる強みだと思いますよ。

いろいろな力に言い換えられることができますからね。「場の空気を読む力」「人が求めていることを感じ取る力」「自ら能動的に考え、動く力」などなど、いろいろな職種に求められる力と互換性がある! 販売業・サービス業もそうだし、宿泊業も不動産業も金融業もイケる。営業職とか、企画マーケティング職とか、あらゆる職種もカバーできちゃう。

そんな経験を、今までしてきたんだから、自信を持ちましょう。

ユニクロの正社員を辞めたいというのなら、誰にもそれを止めることはできません。

それに、ユニクロで培った力があればいろいろな業界・職種に通用しますよ。

あとは、自分が何をしたいのか、何をしたくないのかの両方を考えてみてください。そして、「やりたくない仕事」を避けて、「続けても苦にならない仕事」または「向上心高く楽しく続けられる仕事」を選びましょう。

経営者視点とか、大きな店舗を回す方法とか、そういうのは本当ユニクロならではの学びだなあ…。

一番のアドバイスは、「自信を持つこと」ですかね!