昨今、新人の間に仕事辞めたい病が蔓延しています!

どうしてなんだろうなあと思い、ネットの声を拾いながら色々調べてみたんですよ。新卒1年目という時期は、働くということ自体に慣れていません。だから、仕事を辞めたいと感じる場面が多く、それが重症化しやすいということなんですよね。

今回は、新卒1年目にして仕事辞めたい病を発症した人のために、対処法と傾向をネットの声とミヤケンの所見を交えながら紹介したいと思います。

新卒1年目の仕事辞めたい病、みんなどんな感じなの?

新卒1年目にして仕事辞めたい病を発症した人には、結構共通した傾向があります。みんなどんな風に「仕事を辞めたい」と感じているのか、ネットの声を拾うと「疲れ」「研修」「現実」の三つがテーマとなっているみたいです。仕事辞めたい病患者かどうかはわからないけれど、仕事を辞めたいと嘆く新人の声を紹介しましょう。

疲れちゃった人が多い

新卒1年目、みんながんばりますよね。新人だから、早く仕事を覚えたいし、張り切りたい気持ちがあると思います。だから、とことん頑張るんですよ。4月に入社して、研修をがんばり、「1ヶ月経った」「研修が終わった」と一息ついたとき、疲れを自覚しちゃいます。

特に、入社1ヶ月・2か月後の5月・6月は、そういう人が増えるんですよね。5月病というのは、よく言ったものだなあ…。

慣れないことをするのは疲れるし、働くことは疲れることだから、ある意味健全な仕事辞めたい病の原因なのかもしれませんね。

研修がなんだか…もう無理かも、辞めたい

新卒に立ちはだかる大きな壁が、研修。社会人としての第一関門だけど、研修内容に疑問を感じたり、研修に疲れてしまったり、うまくいかず自信が無くなったりして、仕事辞めたい病を発症する新人が多いみたいです。

「魂ガー」という投稿、本当に魂がこもっていますよね。心底幻滅して、辞めたいと感じているのがわかります。

最近は「ブラック特有? の精神論研修とか、意味不明な研修とか」が話題になることが多く、そういったものに洗脳されたり感化されたりする人が少ないんですよ。昔はそれで「よし、やるぞー!」とやる気を出す人もいたんだけど、今みたいにネットが無いから…。外部の情報を知れないからこそ、会社の精神論研修・洗脳研修にハマりやすかったんです。

だけど、今はネット時代だから洗脳されない人が多くなってきています。だから、研修内容に疑問を感じて仕事辞めたい病を発症する人は多いです。

研修に疲れちゃうというよりも、最近は疑問を感じて辞めたいという方が一般的なのかもしれませんね。

期待と現実が違ったから辞めたい

この人はとあるアニメになぞらえているけれど、期待に胸を膨らませていた人が、期待を打ち砕かれて辞めたい病を発症するケースは本当に多いです。新卒特有の、社会に対する期待と不安もありますし、内定を貰った時点の話と違ったということもありますし…。

前者なら会社に非があると言い切れないと思うけど、後者なら完全に会社が悪いなあ。

詐欺じゃんね。

新卒1年目の仕事辞めたい病、克服する方法はあるの?

新卒1年目にして仕事辞めたい病を発症する人のキーワードは、「疲れ」「研修」「現実」の3つが基本。だとしたら、仕事辞めたい病を克服するには、まず疲れを癒さないといけませんよね。ほかの問題は、それから考えましょう!

お疲れさま、一休みしようよ

とりあえず、仕事お疲れさまです。

さあ、一休みしましょう?

仕事は、特に嫌だと感じていない人だとしても、ストレスが溜まることがあります。たくさんの時間を使い、頭のリソースも結構フル活用するから心身ともに疲れるんですよね。仕事は辛いものだと断言することはできないけれど、疲れるものだというのは普遍的だと思います。

だから、定期的に疲れを取ろう!

たとえば、毎週金曜日は銭湯の日に決めるとかね。たくさん仕事して疲れた日には、気軽に飲めるところで一杯ひっかけてくるとか。自分が「いいなあ」と思える息抜きを探して、それをしましょう。結構、気持ちが楽になりますよ?

お金を使う楽しみを設ける

疲れを取ったら、今度は「プライベートの楽しみ」を作りましょう。働く理由は色々あると思うけれど、突き詰めてしまえば最終的には「生きるため」「プライベートのため」「お金のため」が終着駅になるんですよね。

ただ、生きるためだけだとモチベーションが続きません。

だから、私生活に、お金を使う楽しみを設けましょう!

たとえば、入社半年後に有休が取れるようになったら旅行をするとか、数か月先に発売される欲しいものを予約するとか…。

ボクがよくやっているのが、「玩具を予約すること」です。特撮が好きなんだけど、特撮界隈は「発売半年前から予約開始! 限定販売だよ」という商法を結構してきます。しかも、数万円するんですよね。武器とかベルトとか…。

放送中の番組のものだけじゃなくて、「30周年記念!」とかで完全版出したり…。

その嫌らしい商法を逆手に取って、モチベーションを維持しているんです。

不思議なことに、数か月後に楽しみがあるだけで仕事辞めたいとはあまり思わなくなりました。

疲れ以外は、転職するしかない

仕事辞めたい病の原因が疲れだけなら、疲れを取ったりモチベーション管理をしたりするだけで克服できます。だけど、「研修」「現実」など疲れ以外に原因があるのなら、転職するしか完全に克服する方法は無いんじゃないでしょうか?

組織には経営者がいるから、経営者の思想がどうしても運営に反映されます。それに疑問を感じたなら、そこで働き続けるのは無理だとミヤケンは思うんです。理想と現実のギャップとか、待遇が事前に言われていたものと違ったというのもそう。

だから、転職が一番いい。

ただ、新卒から仕事を辞めると言ったら「3年続けてみよう」と上司に言われると思います。ボクが新卒1年目にして仕事辞めたい病を患った人に一番言いたいのは、上司にとっての3年と新卒にとっての3年は違うということです。

歳をとると3年なんて短いし、価値が低くなります。

だけど、新卒1年目にとっての3年は若く貴重な時間。これからの社会人生活の根幹になる時間なんです。無理をして、我慢して、棒に振るのはもったいない。

第二新卒として転職出来るんだし、どうしても仕事辞めたい病を克服できないなら転職したほうが賢いと思います。今や転職サイトもあるんだし、転職のハードルは上司陣が考えるほど高くありません。
これからの社会人生活のために、転職、しよう。

新卒1年目にして仕事辞めたい病を患うこと自体は、よくあること。大切なのは、自分の仕事辞めたい病の原因が疲れ以外にあるのかを考えることだとミヤケンは思います。疲れだけなら癒して解決、疲れだけじゃないなら癒した後転職して解決。

自分のこれからの人生のことを第一に考え、若い貴重な時間を大切にしましょう。