新卒1年目の新入社員、「朝が辛い」「寝坊しがち」という人多いと思います。

ミヤケンが思うに、これにはいろいろな理由があるんですよ。「朝がもともと弱い人」じゃなくたって、新社会人は朝が辛いものなんです。

深刻度が低い理由から、深刻度が高い理由までたくさんの理由がある。

今回は、ミヤケンなりに「新人が朝辛い理由」と、その改善方法を考えてみました。

新卒、朝が辛い原因はいろいろあるぞ!

新卒1年目、朝が辛い原因はいろいろある。「新社会人だから」と言えることもあれば、「会社に原因がある」ケースもあります。もちろん、自分が勝手に夜更かしをしているということもあるけどねー。そういうのは自覚しているでしょうから、今回は自分が原因のケース以外を語ります。

社会人の生活サイクルに慣れていない

学生時代と、社会人の生活サイクルはか・な・り違いますよね。

学校が近ければ、一時間目だとしても朝7時に起きれば十分間に合いました。それに、毎日朝早く起きる必要がなかったんですよね。「今日は二時間目からだから朝寝坊できる」とか、「今日は昼からだからゆっくりできる」とか、朝起きる時間が前後することが多かったと思います。

学校が終わる時間もバラバラだし、不規則な生活サイクルなんだなあ、学生って。

それが社会人になって急に規則正しい生活を強いられるから、朝が辛いんです。

朝は5時30分から6時の間に起きるという人、多いと思います。まず学生時代に比べて朝が早い! 電車に乗って会社に行き、始業は8時30分。そこから最低でも定時まではしっかり働かないといけないし、残業があればもっと伸びることがあります。学生のころに比べて規則的だけど、だからこそ辛いんだ。

慣れないから。

そう、社会人の生活サイクルにまだ慣れていないから、新卒1年目の人が朝辛いなあというのは、ある程度は当たり前のことなんじゃないかなあ。

寝るのが遅い

寝るのが遅いって言っても、いろいろなパターンがありますよね。

残業をして帰宅が遅くなり、寝るのが遅くなるパターン。通勤・退勤に時間がかかって寝るのが遅くなるパターン。「仕事したくないなあ」と思うあまり夜更かししてしまうパターン…。寝るのが遅くなるから、朝もなかなか起きれなくなるという、言っちゃえば「当たり前じゃん」という話です。

ストレスから、起きられない

朝どうしても辛いという人は、ストレスが原因という可能性があります。

特に、朝が辛いし日中も眠いという人はストレスが原因説が超・濃厚です! ストレスから朝が辛くなるというのはいろいろな理由があるんですが、メジャーなのが「自律神経の乱れ」によって引き起こされるケースじゃないかなあ。

ストレスがたまると自律神経が乱れ、いろいろな不具合を起こします。

たとえば、「眠れない」「寝すぎてしまう」という睡眠障害、「体の倦怠感」「過食」「激しい気分の落ち込み」などなどです。みなさんは、そのうちの睡眠障害に当てはまります。これ、実はか・な・り危険な状態なんですよ?

朝寝坊が多い人は危険度が高い!?

ストレスから朝起きられないと言っても、「ダルイけどなんとか寝坊まではしない」という人が多いです。どれだけ気をつけていても朝寝坊をしてしまうことがある人や、どんな対策をしても朝が辛いという人は危険度がとてもとても高いですよ!

ストレスから自律神経が乱れてしまい、睡眠障害が出ます。

睡眠障害には「不眠」と「過眠」がありますが、過眠が起こるケースに「非定型うつ病」という病気があるんですよ。

新型うつ病とも言うものですね。

症状にはたとえば、「1日10時間以上の睡眠をとっても、日中眠い」という過眠があります。ほかには食べ過ぎてしまって太るとか、体がだるくて重いとか、とかとか…。特徴的なのは、「仕事」のことを考えると「起きれない、気分が重い」という症状が出るのに、楽しいことをすると嘘みたいに気分が良くなることです。

仕事のことを考えると気分が重いとか、ミスを指摘されると人格が否定された気がするというのを、拒絶過敏性と言うんですって。逆に楽しいことをするうちに気分が良くなることを、気分反応性と言うみたいですよ。

心当たりがある新卒1年目の皆さんは、やばいかもしれません。

朝が辛い状況から脱出する方法をいろいろ考えてみたよ

朝寝坊をしてしまうとか、朝が辛い状況から脱出する方法はたくさんあります。だけれど、人によって効果がない方法も多いんです。たとえば、ストレスが原因という人にはこれから語る対処法は「二つ目まで」は効果が無いんじゃないかなあ。

それを踏まえたうえで、対処法を見ていきましょう。

カーテンを開けて眠る

カーテンを開けて眠ることによって、目が覚めた瞬間に朝の薄明かりが体に飛び込んできます。会社が近くて朝が少し遅めという人だと、眩しい朝日を体内に取り込むことができるかもしれませんよ? 人間は日光を浴びることで体内のあらゆる物事を調整するため、日光を浴びると目が覚めるんです。

また、朝早めの時間からしっかりと日光を浴びることでストレス解消効果もありますよ。

アラームを遠くに置く

アラームを、歩かないと止められないところに置こう!

一度ベッドから出るため、嫌でも起きられます。写真撮影機能があるアラームアプリを使うのも、効果的です。写真をあらかじめ登録しておいて、アラームを止めるためには同じ被写体を同じように撮影しないといけないという機能…。

とてもとても恐ろしい機能だけれど、起きれない人にとっては強い味方。

ただ、それでも二度寝をしてしまうなら重症です。自律神経の乱れを疑いましょう。

一番オススメなのは…?

転職、だなあ。

今の仕事や会社に何かしら嫌なことがあるから、朝どうしても寝坊してしまうんだと思います。楽しいことがある日は起きられるけれど、嫌なことがあると起きられなくなるのはミヤケンにも経験があるんですよ。

子供のころ、学校に行くのが嫌で起きられなかったのに、遊びの予定がある日はそれより早く起きられるんですよねー。

嫌なことがあると朝が辛い! だったら、今の仕事・会社の嫌なことを解消できる転職先を探しましょう。

大丈夫、新卒1年目から転職する人は大勢いるし、第二新卒として転職できるから決して不利ということはありません。もし転職に踏み切れないなら、求人を見るくらいの転職活動を始めるだけでもいいと思うんです。

とにかく、現状を打破するために動き始めようよ! ということかな。

朝が辛いのは、ある程度なら新卒には当たり前のこと。

ただし、朝寝坊してしまったりどうしても朝起きられないというのなら、ストレスによる自律神経の乱れを疑いましょう。そのまま症状が進行すると、非定型うつになる可能性もありますし、もう既になっている可能性すらありますよ。

転職を視野に入れることも、大切です!