どうも、新卒1年目でノルマがきついというのは、よく考えるとおかしいなあと思うミヤケンです。
「きつい」と感じることがおかしいんじゃあなくてね、きついと感じるノルマを新卒が課せられている状況がおかしい。仕事を辞めたいなあと感じているみなさんの感覚は、ある意味で正しいと思うんです。
今回は、「新卒とノルマ」に関するミヤケンの持論を展開しながら、ノルマの悩みを解決するためにどうしたらいいのか方法論を語ります!
ノルマには、向き不向きがあるんだよ
多いとか少ないとか以前にね、ノルマというものに対する向き不向きというものがあります。
ノルマに向いている人というのは、「目標が高いと燃える人」「人一倍稼ぎたいという欲が強い人」です。目標が高ければ高いほど面白いって言う人、たまにいるじゃないですか。ゲームをしているときにも「敵が強いほど燃える」とかね、昔よく行ったゲームセンターの格闘ゲームコーナーにいたなあ。
頭がもじゃもじゃだったため、猛者とかけて「もじゃさん」と呼んでいました。
そういう人は、目標が高ければ高いほど、自らの努力量を上げてくるんですよね。以前大会で負けた相手が強すぎたから、次の大会までに今までの倍練習してみようとか。ノルマが大きいから、そのために効率よく契約取れるようにしてみようとか。
試行錯誤をすることが苦にならないから、どんどんやれる。
また、人一倍稼ぎたいという人もノルマに向いています。仕事のノルマは飴と鞭で人を働かせるシステムなんですよねー。達成率が高くなればなるほど、給料や待遇が高くなるから「自分の能力で、誰よりも稼げるようになれた」という達成感があります。
どんどん稼ぎたい、人よりがんばりたいという欲がある人にはかなり向いているんです。
じゃあ逆に、向いていない人はどういう人か?
- まっすぐすぎる性格の人
- ガツガツとした態度が苦手な人
- 小さいことからコツコツとタイプの人
- 気持ちの切り替えが苦手な人
たくさんあるノルマを達成するために自分自身の考えを曲げたり、自社製品の欠点を隠したり、ずるがしこい手段を講じることに抵抗を感じたり…。まっすぐな性格の人ほど、ノルマのある仕事には向いていないと思います。
また、プライベートも仕事も余裕を持ちたい、ガツガツしたのが苦手という人も向いてない。
小さいことからコツコツというのは、自分のペースを守りたいという気持ちの表れでもあります。ノルマを課せられてペースが乱されることを嫌うため、ノルマを過剰にきついと感じてしまうんじゃないかなあ。
気持ちの切り替えは「ノルマを追うために数をこなし、失敗の数も増える」ため、ノルマのある仕事には大切なことなんです。失敗しても「次次!」と切り替えられる人は向いているけれど、失敗を引きずりやすい人は向いていません。
失敗を引きずるのは辛いし、なにより「引きずったまま仕事してもノルマ達成できるわけがない」んですよね。
ミヤケン思う、それって会社がクソじゃない?
冒頭の「おかしい」という話をさせてください!
新卒にね、追いつけないようなノルマを課すなよー! 非合理的だし、新卒には辛すぎるでしょう。
新卒社員に大切なのは、成功体験ですよ。小さな成功体験をコツコツ積み重ねることで自信を植え付けて、どんどん積極的に働いてもらおうとするのが効果的な新卒の育て方じゃないかなあと思うんです。だから、ノルマも小さくしておきます。
達成可能なノルマを課して、成功体験にさせるんですよ。
最初は露骨に少なくても、達成していくうちにじわじわと多くしていって、成功体験と一緒に「どうやったら次も達成できるか」という試行錯誤も経験させる。こうすることで積極的な人材が育ち、自分の頭で考えられる人材も育つ!
新卒に「きつい」と感じるノルマを課すのは、消極的で自信がない人を育ててしまうんじゃないかなあ。
とてもとても非合理。
そんな会社はクソだ! あるいは人材育成がへたくそだー!
結局、転職したほうがいい! だけど、どうやって? どのように?
新卒でノルマがきついと感じるのは、向き不向きか、会社がクソかのどちらかだとミヤケンは思っています。結局ね、ノルマがきつくて辞めたいなら、転職したほうがいいんだよ。特に、これからボクが紹介するような方針をとって転職をしたら効果的!
そもそもノルマが存在しない仕事に転職してみる
ノルマが向いていないのなら、ノルマがない仕事に転職しましょう。
そのために、「利益に直接つながる仕事」は、避けてください。営業職はもちろん、販売職・サービス業なんかもノルマがあることが多いです。ノルマというのは、「その仕事が直接会社の利益になるから、利益を保証してもらうために社員に課すもの」なんですよ。
「これだけ稼いでね」という、会社の圧力でもあるんだ。
だから、直接利益に繋がらない仕事にはノルマがありません!
たとえば、一般事務・経理・総務などの事務系の仕事や、企画職なんかがそうですね。特にコツコツ仕事したい人にとって、一般事務や経理という仕事は天職だと思います。毎日コツコツがんばる仕事の代名詞みたいなものですから。
基本的に、「顧客にかかわらない仕事」が「直接の利益に繋がらない仕事」だと思ってくれて大丈夫じゃないかなあ。
その仕事の中から、自分に合いそうなものを選べば、転職は成功しやすいですよ!
営業職でノルマを減らしたいなら、これ!
「ノルマが皆無じゃなくていいから、営業系の仕事がいい」という人もいると思います。
営業職で比較的ノルマが少ない仕事というと、法人ルート営業ですね。既存顧客をまわる仕事だから、どうしても利益が頭打ちするんです。それに、既存顧客にガツガツとした営業活動をすると嫌われてしまって、今後取引してくれなくなる可能性もあります。
だから、比較的落ち着いた営業活動になることが多いですよ。
また、カウンター販売もノルマが少ない傾向があります。
カウンター販売は「店舗に来店した人」だけを対象にとる営業スタイルで、自分から出向くスタイルと違って契約件数に限界があるんです。どれだけがんばったところで、百発百中したところで、その日来店してきた客数よりは上げられない。
それに、来店客数を自分の努力だけで上げることも、できませんよねー。
ノルマをたくさん課したって、しょうがないんだよ。
営業系の仕事でノルマが少ない仕事を探すなら、「たくさんノルマ課してもしょうがない」というイメージが鍵になります。意味があればノルマは増えるが、意味が無ければノルマは減るんです。当たり前、かもしれませんけどね。
転職サイトを使おう
ノルマの大小や有無は、会社によって異なるケースがあります。
たとえば、新規開拓営業でも「自分でノルマを決める会社」があれば、「上がノルマを決める会社」もあるんですよ。前者を選ぶようにしたら、追いつけないほどのノルマが課されることはありません。自分にギリギリ達成できるかどうかという範囲で設定したら、いいんです。
また、上の人が無茶を言う会社もあれば、個人の能力からノルマを個別に判断してくれる会社もあります。
そういう、いい会社を見分けるために転職サイトを使いましょう。
「ノルマが少ない職場」「過剰なノルマを強制しない職場」という条件を伝えれば、それに合った求人を紹介してくれます。ノルマが向いていない人には、自分に向いている仕事を探してくれるし、どんなケースだとしても使ったほうがいいですよ。
脱・無理なノルマ、しよう?
新卒なんだしさ、マイペースでいいじゃんか。
新卒に無理なノルマを与える会社は、クソだ! バカだ!
それに、ノルマがある仕事には向き不向きもあります。無理に今の会社でがんばるよりも、ノルマが少ない会社や存在しない仕事に転職して、自分なりにがんばったほうがいいですよ。向いてない仕事やクソな会社からは、思い切って逃げちゃいましょう。
ノルマを追っているのか、ノルマに追われているのか、わからない日々からバイバイ!