警察は 感謝されるが 嫌われる
どちらと言えば 嫌われ者ね

なぜか短歌の文字数で川柳を作ってしまったけれど、そんな川柳が浮かぶほどに警察の仕事は大変だと思います。感謝されることも多いけれど、嫌われることのほうが多いですよね。警察組織特有のしがらみとか、数字稼ぎに躍起になって何が正しいのか見えなくなるとか…。

所詮は警察もお仕事ですってことなんでしょうね。だから、辞めたいなあ転職したいなあと思ったら転職してもいい!

そこで、今回は警察から転職した人の成功例と失敗例を紹介し、ミヤケンなりの考察をしてみたいと思います。

警察官の転職成功例を考察してみた!

ネットで警察から転職した人の成功例を集めていくうちに、「あれ?」と思うことがありました。警察から転職するときの強みをしっかり抑えて、それを活かそうとしている人が転職市場を生き残り、成功するのかもしれません。その強みとは? 成功の秘訣はこれです!

いろいろな人がいるなあ…警察から転職した人の退職理由

退職理由の例

  • 正義を期待して入ったが、正義とは程遠い腐った組織だったことに気づいた
  • 拘束時間が長かった
  • 昭和チックなパワハラ職場に嫌気が差した(うつ病になったという人も)
  • 変な制限・規則や手続きが多いのがキツい
  • 階級社会

まとめると、「激務が辛い」「職場の雰囲気が合わない」「警察組織に嫌気が差した」ということが理由になっている人が成功者には多いです。警察官は仕事の都合上、勤務時間が不規則になるためか拘束時間が長くなることが多く、休日出勤も当たり前。国営ブラック企業と言えるかもしれませんねー。

だから辞めた! という人、とてもとても多い。

また、パワハラが横行し怒号飛び交うような体育会系の雰囲気が嫌だなあと感じている人も。これは部署にもよるんでしょうけどねー。「職場の雰囲気」とか「人間関係」とか、民間企業の退職理由でも上位に上がるものだから、やっぱり大切な部分だと思います。

合わない度合いが強まりすぎてうつ病になる人もいますからね。

とにかく、警察から転職成功する人に共通している前提条件がこれで見えてきました。

みなさん、「退職理由を細かく自覚している」んですよね。

インターネット上で語れるくらいには自覚していて、「それを変えるために転職先を選べばいい」ということがわかっているから成功する。逆に、自覚していない人は失敗するとも言えます。書類を出して「ダメだ、やり直し」と言われても、「何を直す」と言われないとわからないのと同じですね。

もっと言えば、退職理由が深刻な人が成功者には多いように感じます。

警察組織に嫌気が差したとか、一番深刻ですよね。自分のいる組織に疑問を感じたということは、自分の仕事自体に疑問を感じているということです。その疑問を抱えたまま仕事を続けることは、残酷すぎます。終身刑かい? というくらいには辛いことだから、転職するという意志は誰よりも固く、絶対成功させるという執着心があるんじゃないかなあ。

深刻な退職理由の人が警察から転職して成功しやすいのは、それが理由かもしれません。理由が深刻な人ほど、それを変えようと努力するんだ。

しっかり準備してから転職活動をしている

警察から転職するために、下準備をしっかりしている人が成功者には多いです。この下準備というのは、たとえば「仕事選びをしっかりしてから求人を選び始める」とか「有給を取得して転職活動を始める」とかになるかな。

「職場が合わなくてうつ病になった」という人は、退職後療養してから転職活動をして成功させています。働けない精神状態をそのままにしないで、精神状態を回復させてから転職活動をするというのも、大事な下準備ですよね。

仕事で心を病んだ人は、焦ってすぐ転職しがちだけど、無理しないことが成功の秘訣だとミヤケンは思います。

とにかく、成功のために大事なのは「退職理由を自覚すること(理由の深刻度合いも考えること)」「下準備をすること」ということになるんじゃないかな!

下準備には転職サイトを使うのもアリだよ

転職の準備をしっかりする人が、警察から転職して成功を掴む人の条件! だけど、何をどう準備したらいいかわからないという人のために、ミヤケンがオススメする下準備を紹介したいと思います。それはねー…。

転職サイトを使うこと!

登録だけでもしておくと、求人紹介メールが送られてくるようになります。それに、担当者が付いて転職の悩みや疑問を聞いてくれるんです。求人メールを見ながら退職の手続きをして、転職に関して疑問が出たら相談するようにする…。

これだけで、立派な下準備になるんじゃない?

逆に警察官からの転職に失敗する人はどういう人?

失敗する人はどういう人かって? まあ単純に、成功者の特徴をひっくり返してしまうと失敗する人の特徴になると思うけれど、それだけじゃあないと思うんです。退職理由を自覚していないとか、下準備をしっかりしていないとか、それ以外に何かあるかなあと思って色々調べてみました。

そうして気づいたのが、これ。

自分の強みを自覚していない人!

警察から転職した人だけじゃあなくて、いろいろな職種から転職した人にも言えることだと思います。ただ、警察を辞めたいと考えている人は警察組織や警察の仕事自体に疑問を持っている人が多いから、警察官としての自分の強みが浮かびにくいんですよね。

警察官であることに自信がないというか…。

だけど、自分の強みがあると思っている人と、無いと思っている人とがいたら、当たり前のように前者の人を採用すると思うんです。実態はなくても、自信がある人と無い人だったら、ある人のほうがいいんじゃないかなあ。

たとえば、それを自覚していれば面接が有利になるだけじゃあなくて、その強みを活かした仕事探しができますよね。

「強みはこれだ!」と思っている人は、仕事選びの指標があるんです。だけど、「何もないかもなあ」と思っている人は、仕事選びをどうしていいか検討がつかず路頭に迷います。コンパスもなく大海原を航海するみたいなことだから、転職市場の中で遭難しちゃうんじゃないかなあ。

自分の強みは何?

警察官としてのこれまでの人生を振り返って、探してみてください。

警察から転職して成功を掴む人の前提条件は、辞めたい理由の自覚と、その理由の根が深いこと。そして、下準備をしっかりすることと、自分の警察官としての強みを自覚することです。それらをしっかりしていても失敗する人はいると思うけど、ちゃんとやっていれば成功率は上がるとボクは信じています。

警察を辞めたい人は、なんだか焦ったり自信が無かったりすることが多いようにミヤケンは感じるんです。

だけど、自信を持ちましょう。警察という組織が自分の思うものじゃあなかったとしても、そこで努力してきたあなたの経験が全部うそになることはありませんからね。