新卒1年目、既に会社を辞めた! という人は多いと思います。
後悔はしていないという人もいるだろうけれど、新卒1年目の転職を後悔している人もいるだろうなあ。
後悔するかどうかなんて転職する前からはわからなくて、仕事を辞めた後になってから気づくもの。後悔する人しない人の違いは、一体どこにあるんでしょうね?
今回は、そんな会社を辞めてから後悔している新卒のパターンを紹介しながら、後悔しないためにはどうしたらいいかをミヤケンなりに考えたみます。
パターンはいろいろ! 後悔してる人の特徴を紹介します
新卒で仕事を辞めたけれど後悔しているという人には、あるパターンがあります。そのパターンを知ることによって、自分自身が当てはまるのではないかと自分を見直すことができる! それだけでも、転職して後悔するような事態をある程度回避できます。パターンから、対策を探りましょう。
「甘えていた」のかもしれない
「甘え」という言葉は人に使うときにはあまり好きではないけれど、実際「甘えていたんだなあ」と自分を振り返るときにはボクも結構使います。そう、仕事を辞めたことを後悔している新卒には少なからず、甘えていた人がいるんですよ。
たとえば、「この会社辛いなあ」「クソだなあ」と思いながら働いていたけれど、転職してから実はホワイト企業だったことに気づくケースね。新社会人がホワイト企業をブラックのように感じちゃうのには、理由があるんです。
ひとつは、最近ブラック企業という言葉が広まり過ぎているという背景。
仕事が辛い=ブラック企業と、すぐブラックに結び付ける思考が蔓延しているように感じられます。それは危機感のアンテナが強くなったとも言えるけれど、本当の理由が見えづらくなったとも言えると思うんです。
仕事が辛いということには、本来たくさんのパターンの理由がありますからね。
次に、比較対象が少ないためにブラックと勘違いするケースも結構あります。
社会に出て間もないため、他社の待遇と比較して自分の会社がいいか悪いかがわからないんですよ。もちろん、友人と酒を飲む機会でもあればみんなの会社の様子を聞いて比較することもできるでしょう。
ただ、逆にそれが出来なければ他社の情報が得られず、自分の会社が悪いと感じてしまうんですよねー。
だから、実はホワイト企業なのに辞めちゃって、もともと働いていた会社よりも待遇が低い会社に転職してしまい、後悔するんだ。このケースは、か・な・り多いんじゃないかなあ。
過信しちゃった
甘えだったパターンに比べると少数派かもしれないけれど、中には自分を過信しちゃった人もいるんですよ。「第二新卒は転職しやすい」を信じ込みすぎたために、「転職先なんてすぐに見つかるでしょう」と意気揚々と退職してしまう人…。
確かに第二新卒は転職しやすいけれど、だからと言って転職先がすぐ見つかる保障はどこにもありません。
転職先を見つける前にすぐ辞めて、転職活動を始めたけれど長引いてしまい、生活に困る人は多いです。親に迷惑をかけたり、消費者金融にお金を借りたりしたところで「辞めるの辞めておけばよかった」って後悔するんですよ。
大企業の良さを見逃していた
大企業だからいい! というわけではないものの、それでも大企業は大したものです。
何が? 給料とか長期休暇とか福利厚生とかとか! お盆休みや年末年始休暇、大企業は一部を除いてしっかりと取得しますからね。小さい会社は取引先対応のために長期休暇を取らないところもありますが、大企業は大企業だからこそ強気に休めるんです。
有給も消化率高いし。
大企業は国から目をつけられているからね、そういう部分はやっぱりちゃんとするんです。
福利厚生も、また然り。
この良さを見逃していて、大企業から中小に移ったときに後悔する人、とてもとても多いんじゃないかなあ…。
転職したけど何が変わったのかわからない
新卒1年目で転職をしたけれど、何が変わったのかよくわからないんじゃあ意味がない。
こうなる理由は単純に「転職活動の方針を適切に定められていなかったため」だと、ミヤケンは分析します。辞めたい理由を明確にして、それを解消するためにどう動くかをハッキリさせていれば「何が変わったかわからない」なんていうことにはなりませんから。
新卒で辞めて後悔しないためのポイント
新卒1年目に仕事を辞めた人が後悔しているパターン、本当にいろいろあります。ここから学び取れる「新卒で辞めて後悔しないためのポイント」は何か、ミヤケンは部屋をウロウロとしながら1時間くらい考えました! 考えすぎ? ごもっとも。
考えすぎの中、導き出した答えが、これです。
比較をすること、(自分と今の会社を)分析をすること、筋道立てること、野々村真。
某大型掲示板でもいいし、なんでもいいから比較をしよう。
比較をすることで「自分の会社は白か黒か」がわかります。
また、比較というのは求人を探すときにも大切です。しっかり求人同士を比較して、より良い求人を見つけるようにしましょう!
次に「分析」ですが、これは自分自身と今の会社の両方です。
自分自身を分析しないと、自分が今どれくらいの会社に入れるかがわかりませんし、どんな会社に入れば問題点が解決されるのかがわかりません。
今の会社の分析を怠れば、「前のほうがよかった」ということになりかねないですしね。
三つ目の筋道立てるというのは、「辞めたい理由」を明確にして「それを解消するための求人条件」を探るということです。
筋道を立てて転職するには、転職サイトの力を借りるのも効果的!
辞めたい理由だけ明確にしておけば、転職サイト側が転職成功までの絵図を描いてくれます。そして辞めたい理由をしっかり解消している求人を紹介してくれるため、後悔したくないなら転職サイトを利用しよう。
新卒が会社を辞めたという話はよく聞くし、後悔しているという話もよく聞きます。ただ、転職を成功させて「今の会社のほうがいい!」「転職してよかったー!」と、喜んでいる人もまた多いんですよ。
二者の違いは、結局のところ「自分と会社をしっかり理解し、計画的に転職活動を行ったかどうか」だとミヤケンは思います。
大事なのは、比べてみること、分析すること、筋道立てること。