こんばんは、10月に少し苦手意識があるミヤケンです。

過ごしやすいのはいいんですけどね、1年の終わりが近づいているのを実感しておセンチになっちゃいます。新卒1年目の人にとっても、10月というのは感慨深いんじゃないかなあ。なぜって? それを今聞くのは野暮というものですよー。

そこのところも含めて、既に辞めたい気持ちが強くなっている新卒1年目の新社会人さんにお話があります。ベッドの上などリラックスできる場所で、お読みください。

10月に転職活動を始めるメリットはあるの?

辞めたい気持ちが強くなっているなら、新人だろうとなんだろうと転職活動を始めてみることをオススメしたいんです。だけど、10月に辞めるメリットがあるのかが気になりますよね。まだ入社して7ヶ月目、1年経ってないけど大丈夫?

10月に転職活動を始めるメリットは、結構たくさんありますよ!

9月からの中途採用戦略が続いている

中途採用をしようという戦略を、企業人事部は9月から開始することが多いです。9月というのは次の新卒採用がひと段落する時期だし、新卒1年目の新人教育も各部署に委ねられています。しかも各部署の教育も、大体ひと段落する時期です。

ということで、企業は中途採用に力を入れる余裕があります。

その9月からの中途採用戦略は、まだ続いているんです。採用スケジュールというのは、1カ月だけで終わるものではありませんからね。まだまだ、9月に増えた求人がたくさん残っているんですよー。

しかもその中途採用戦略というのは、「新卒採用の不足分の補充」を兼ねていることが多いです。

だから、新卒1年目の新社会人が第二新卒として転職するにはぴったりと言えます。その戦略が続いている今のうちだからこそ、辞めるべきなんじゃないかなあ。これが11月とか12月とかになると、もうこの中途採用フィーバーは終わっているかもしれないから。

スムーズに進めば、まだ年内に転職活動が終わる可能性もある

転職活動のスケジュールは、ゆっくりじっくり取り組むなら3カ月間は余裕を持ってみておいたほうがいいんですよ。ただ、中には1カ月で終える人もいるし、2カ月で終える人もいます。1か月というのはなかなか求人の吟味が難しいですが、2カ月あれば十分吟味できるんです。

年内に転職活動を終えようと思えば、終えられます。

ただし、内定をいくつも得て内定後に比較検討する時間は、あまりありません。

求人を選ぶ段階で吟味しておいて、どの企業に内定をもらってもOKという状況にしておかないといけないんですよ。数打てば当たるという作戦じゃなく、一つひとつの求人に力を全力で注ぐこと。

それが10月からの転職活動で、年内に転職を終える条件となります。

10月が年内に転職活動を終えられるラストチャンスと、言えるんですよ。

半年は続けたと言える自信

新卒1年目の新社会人にとって、10月というのは半年という区切りなんですよね。4月から入社して10月、半年は仕事を続けてきたからこそわかることというのがあると思います。たとえば、今の会社に自分が合っているかどうかを確実に判断できるはずです。

半年もすれば仕事の大体の流れもわかるし、余裕が出てくるから、職場と自分の分析に力を向けることができます。

本当に辞めるべきなのかを判断しやすい時期だし、会社・仕事・自分の能力や性格などを分析することで今後歩むべきキャリアもなんとなく見えてくるんじゃないかなあ。

また、半年を迎えたというのは自信になります。その自信があれば、転職活動を前向きに進められると思うんです。全く自信がない人よりも、少しでも自信になるようなことがある人のほうが絶対に転職は有利ですからね。

あとは…今の仕事と同じ仕事に就く場合、半年未満と半年迎えた人とでは後者のほうが転職もスムーズになります。

面接時に話す人が多い、「前の会社よりも自分に合う会社があると思った」という理由にも説得力が出てきますしね。

逆に、デメリットはある?

ミヤケンは言った。

そんなものはないと。

企業の心理を考えるとね、求職者の印象が変わる節目というのは「半年」「1年」の二つなんですよ。半年を過ぎると、次は1年を超えるまで印象は変わりません。半年目だろうと、8か月目だろうと10か月目だろうと、人事が抱く印象は同じです。

1年待つならまだしも、あと数か月程度なら待つ意味がありません。

10月から転職活動を始めるデメリットは無く、中途半端に今の時期を逃すくらいなら転職したほうが絶対にいいとボクは思いますよ。

10月から転職活動を始めるときの、ポイントとオススメ

10月から転職活動を始めるメリットは大きく、デメリットは無い。じゃあ今からでも転職活動を始めようよ! という話なんだけれど、まだ語りたいことがあります。10月から転職活動をするときのポイントの話だ…!

半年間を振り返り、今の会社・仕事と自分を分析をしよう

新卒入社してからの半年間を振り返って、今の会社と仕事と自分自身を分析しましょう。

改めて、今の会社を評価してみてください。改めて、今の仕事と自分の適性を見つめなおしてみてください。

そういう評価と分析の結果、「そぐわない」と思ったことがそのまま、転職活動の指針になります

たとえば、「体育会系のウェーイ系な雰囲気が合わない」と思ったら、もう少し大人しいビジネスライクな雰囲気の職場に転職することになりますよね。「残業が多い」と思ったら残業時間を減らす転職になるわけだし、今の仕事が合わないと思ったら合う仕事を探す転職になるわけです。

その転職活動の指針を胸に抱き、胸のコンパスが示す方向に歩みを進めることが、転職成功の近道じゃないかな! その分析のために、転職サイトを頼るのもいいと思いますよ。

また、分析したということは選考のときのアピールポイントにもなります。そして、その分析結果の信ぴょう性も「半年続けた」ことによりある程度は保証されるんですよ。

先見性とか計画性とか、それに基づく行動力とかとかを評価してくれる可能性もあります。

前向きな転職理由を語ろう

最後に、伝えたいのが、マイナス思考はダメということです。新卒1年目から転職をする人は「後ろ向きな転職理由を語る」という失敗をすることがあります。

ただ、後ろ向きな人は正直人事評価が低いです。特にまだまだひよっこの新社会人には、前向きに道を切り開く力を求めています。

「新しい職場にすぐ馴染むこと」「仕事をすぐ覚えること」「今後活躍してくれること」という、将来性を担保に転職するのが第二新卒なんですよ。

半年という区切りが、前向きな転職理由に説得力を持たせてくれます。マイナスなことは裏返してプラスにしてみましょう。転職サイトのアドバイザーに、前向きな転職理由はどんなものかと質問するのもアリアリですよ。

とにかく、自信を持って!

10月というのは、新卒1年目の新人さんにとってひとつの大きな区切りです。人事の評価的にも半年を迎えたというのは、評価を上げるひとつの節目と言えます。まずは、半年は続けたということに自信を持ちましょう!

明るく前向きに、切り開く力を…!

今、転職するんだ。