ボクはこの仕事に、向いてないんじゃないか…。

新卒1年目、向いてない仕事に就職して後悔している人、実は多いです。だけれど、職場の人は言います。「新人に向き不向きなんてわかるものか!」とかなんとか…。じゃあ今感じている「向いてない」という気持ちは何なんだろう?

今回はミヤケンなりに、「新卒1年目に感じる向いてない気持ちの信憑性」と、「現状を変える方法」を考えてみました。

新卒1年目に感じる「向いてない」の信憑性はどれくらい?

仕事に向いてないと一言で表すんだけれど、実は「向いてない」にも二パターンあるんですよね。

新卒1年目からでも信憑性が高いと言えるパターンが、「根本的に適正が無いパターン」です。

根本的に適正が無いというのは、たとえばコミュ力が低い人が接客業をするとか営業をするとか…。営業職と接客業の基本中の基本じゃあないですか、コミュニケーションというのは。その適正が無いというのは、根本的に誰の目から見ても明らかに向いてないと言えますよね。それに新人もベテランも関係ありません。

この根本的な適正というのは、実はちょっと調べたらわかる問題ということが多いんじゃないかなあ。

コミュ力が無い人が営業に向いてないというのも、そうですよね。

あとは、「大雑把な性格」の人には「経理」が向いてないと言えるというのも経理の仕事内容を調べたらわかる話だと思います。

一方、ある程度働き続けないとわからない向き不向きもあります。その仕事の全てが調べたらわかるというものでは、ありませんから。少し調べたらわかることというのは、その仕事の本当に根元の部分なんですよ。根元というか「誰から見ても見える部分」だから、調べたら普通に書かれてあるし、実際その通り。

その部分がダメだと仕事にならないため根元とも言えるし、外部から見えるから浅いとも言えるという…。そういう部分が、新卒1年目が感じる向いてないという不安の正体なんじゃないかな。

んー…なんだかややこしくなってきちゃったぞ。

「ん? 外部から向いてないとわかる要素が新卒の感じるのに、どうして入社後後悔しているの?」

ミヤケン思うに「新卒から向いている仕事に就ける可能性のほうが低い」んですよ。新卒のときは、就職活動に焦って特に適正を考えずに就職しちゃう人が多いなあって思うんです。あとは、適正よりも「やりたい」を優先させる人が多くて、「やりたい」けど「苦手」だとしても就職しちゃうんだよねー。

しかも、配属される部署は自分じゃあ選べません。希望は出せるけど、ね…通るとは限らないわけです。

このツイートもかなり的を射ていると思うなあ…。新卒のとき、業務内容の詳細を知らされないことが多いんだよね。だから「普通にちょっと考えたらわかるでしょう」という根本の適正すら、新卒入社のときにはわからないことがほとんどなんです。

ちょっと調べたらわかる向き不向きに、新卒が左右されるのはこのためじゃないかなあ。

だから、新卒から向いている仕事を選べる可能性は低いんだ。

「3年続けてみろ」って言うけどさあ

「向いてない? 何を新入社員が。3年は続けてみろよ」

職場の先輩や上司がよく言うことだけれど、根本的に適正が無いとしたら、どれだけ続けてもダメなんじゃないかなあ。性格とか自分の人間としての根っこは、これから変わることはほとんどありません。成人した時点でもう既に個人が確立されているのだから、自分の根本が崩れ去るような出来事でもない限りは変わらないんですよ。

そして、その仕事に求められる根っこの適正というのも、決して変わらない。

どれだけ努力をしたとしても、根本的に向いてないのなら、同僚より劣り続けます。3年後は新卒1年目より、ハッキリと差が出るでしょう。そのとき「あのとき辞めておけばよかった」と、また後悔しちゃうんですよ。

劣り続けることが決められているとしたら、そんなことに努力を費やすよりも、向いてる仕事を探す努力をするべきです。

ただ、ある程度続けないとわからない適正があるのも事実だと思います。

まずは、今の仕事が自分の根元から向いていないのかどうかを見極めることが大切じゃないかな!

おすすめは「”とりあえず”転職サイトに相談」

今の仕事が根元から向いていないのかを見極めるには、いろいろな仕事を知っている人に相談するのが一番! だから、転職サイトに相談してみませんか?

転職サイトのキャリアコンサルタントは、これまでたくさんの人をサポートしてきました。いろいろな職種の人を、さまざまな職種に転職成功させてきたんですよ。転職希望者をたくさん見てきたわけだから、当然、「こういう人はこの仕事に向いてない」ということもわかるようになっている人が多いです。

キャリアコンサルタントにとって転職支援成功というのは、人と仕事・会社をベストな状態で結びつけることなんですよ。「コミュ力ある人×営業職=ベスト・マッチ!」みたいなねー。適した人材を適した仕事に、適した会社に送り出すためには「その人の向き不向き」を調べる必要があるから、キャリアコンサルタントは「こういう性格の人にはこの仕事」というマニュアルめいたものがあります。

だから、今の仕事が本当に向いていないかどうかを判断してもらえるんです!

しかも、どんな仕事が自分に向いているのかも教えてもらえます。

とりえず相談だけでもしてみて、それから転職を考え始めてみませんか? あわせて求人集めだけしてみて、様子をみるのもアリだとは思います。ミヤケン的にはなるべく時間を無駄にしないように、前向きに転職を検討してみてほしいところですけどね。

新人だけど「根本的に向いてない」と言えるなら、信憑性はか・な・り高いです。そして、そういう向き不向きというのは「努力」だけでどうにかなるものじゃあないんですよね。向いているのに努力しない人に並ぶことが出来るかもしれないけれど、向いていて努力もしちゃうような人には絶対に適いません。

人より劣り続けることが新卒1年目から既にわかりきっているのに、その仕事を続けるのはバカみたいだなあってミヤケン思います。

転職サイトに相談して、自分の向き不向きを客観的に判断してもらい、今度はしっかりと向いている仕事を探しましょう。

やりたいことより、やれることを重視するのがポイント! あとは「転職サイトにその会社の業務内容を聞くこと」だね!