【新卒】もしかして自分、洗脳教育されてる？その段階で逃げないとアウトです。

新卒1年目の新人を洗脳したがる会社、とてもとても多いです。

特にブラック企業は新人教育とか研修とかとかの一環として、洗脳を意図的に行います。洗脳するというのは「自社に都合のいい人材を育てる」ということと、「うちがブラックだと気付かせないため」ということがありますからねー。

今回は、そんな新入社員と洗脳について語り、洗脳されかけている自分を正常にする方法をミヤケンなりに紹介しますよ！

洗脳されかけてる？ と疑問があるうちがギリギリ防衛ライン

一度洗脳が完成すると、その状態に疑問を持つことが難しくなります。

疑問を持たないようにさせるのが洗脳の目的だし、手口のひとつでもありますからねー。だから、「もしかしてボクは洗脳されかけてるのでは？」と疑問を抱いている今が、ギリギリの最終防衛ラインだと思ったほうがいいでしょう。

これ以上洗脳教育が続けば、新社会人という真っ白なキャンバスがブラック一色になります。

洗脳社畜ロボになるその前に、対処をしましょう。

こういう人は気を付けて！ 洗脳されやすい人の特徴

洗脳をしたいと思っている会社は、新卒をやたらと欲しがります。だって、新社会人は社会のことを知らないから一見おかしなことを言っても「そうなんだー」と、思ってくれますからねー。知識も経験もない真っ白なキャンバスを汚したいという、調教趣味なんです。

特に洗脳されやすいのは、「素直な人」「真面目な人」「純粋な人」なんですよ。

そういう人は会社の新人研修のとき、少しおかしなことがあったとしても疑問を持ちにくいです。会社の人が言うことだからと思って、受け止めちゃいます。その真面目さが仇となって、洗脳社畜が完成するんじゃないかなあ。

素直・真面目・純粋という社会人にとってのアドバンテージは、洗脳の格好の的。

だけれど、そういう要素は人間としても大事なものだから捨てないで持っておきましょう。

洗脳されやすい自分を変えるんじゃなくて、洗脳されないように知識をつけることが大切です！ 洗脳は「知識と経験が真っ白だからかかりやすい」ものなので、洗脳に関する知識をつければ「これ進研ゼミで見たやつだ！」状態になり、洗脳にはかかりません。

新人を洗脳する会社の手口を知ろう

• 外部の施設にて大人数の新人研修が行われる
• 「お前たちはクズだ」など人格否定が研修で行われる
• 人格否定の後すぐに企業理念や努力することの大切さなどを説かれる
• 成功体験を与えて過剰に褒めたたえる
• 長時間残業などの苦行と、成功体験や褒める言葉などを交互に与える

洗脳を行うには、外部の情報を得ないようにすることと、深く考えないようにさせること、そして同調圧力が最初の段階では必要になってきます。

この仲間意識により、一人だけ辞めるのは忍びないと思わせ、早期退職者を減らす仕組みです。

洗脳が次の段階になると、今度は「一度人間の基盤を崩し、新しく価値観を植え付ける余白を作ること」が大切になってきます。

「結果を残せないやつはゴミだ！」「社会に入ったばかりのお前らはクズ同然だ！」というような人格否定を行い、そのうえで「だが、この会社で努力すれば」と精神論を押し付けてくるんです。そのとき、会社の理念なんかの話も必ずと言っていいほどあると思います。

さらに、成功体験を与えることでその言葉に説得力を与えるんです。

新人教育が終わった後には、長時間残業をさせて考える余裕を失わせ、その苦行の後に士回向体験や褒め言葉という飴が待っていることによって、「ひたすら仕事すれば報われる」という意識を植え付ける。

はーい！ 社畜のいっちょあがり！

ちょっとでも心当たりがある人は、要注意ですよ。

洗脳を解除し、今後洗脳されないようにする最善の方法

洗脳の手口を知ることで解除する方法もありますが、一番いいのは転職することだとミヤケンは思います。

一度転職を経験すると、洗脳は解除されるし、今後どんな会社にも洗脳されにくくなるんです。

会社が新卒1年目の社員を洗脳するのは、「他と比べられないから」「知識と技術が無いから」なんですよ。新社会人の頃は、会社が社会の全部だと勘違いしちゃいがちだから、新卒で入った会社の教育を全部信じ込んでしまいます。

逆に考えると、「会社が社会の一部に過ぎないこと」に目覚めてしまうと、もう洗脳は通じないということなんですよね。

一度転職を経験すると、会社は社会の一部だっていうことがよーくわかります。

しかも第二新卒はまだまだ転職先でも新人教育が行われる時期だから、既に受けた洗脳の解除もしてくれるんです。新しい価値観が入ってきて、前の会社の価値観の間違いや矛盾に気づきますから。

とにかく、比較すること、経験を積むこと。

そのために転職が一番！ ということだよ。