新卒1年目で辞めた人、大勢います。

「1日で辞めたわ」と武勇伝みたいに話す人もいるし、ミヤケンの周りにも新卒1年目で辞めた人結構いますよ。妻の知り合いとか、義弟の友人やボクの後輩などなど…。そんな人たちに一度、聞いたことがあるんです。

「新卒1年目で辞めたみたいだけど、その後どう？」

今回は、そんな話をしたいと思います。

新卒1年で辞めた人のその後、人々はどう感じたのか

新卒1年目で辞めた人は後悔しているのか？ 辞めてよかったと思っているのか？ 辞めたその後にどう感じたのかを、ボクの知り合いやツイッターの声で紹介しましょう。人の感じ方はそれぞれ。自分がどう感じるだろうかと考えながら、見ていってください。

辞めてよかったと思っている人の声

  • ノルマがきついとか、上司と合わないとかそういう悩みが嘘のようだよ。
  • 仕事自体を変えた。やりたいことができる幸福感に比べたら、転職の苦労は屁でもない
  • 転職前の会社の同僚がうつ病になったのを聞いて、心底辞めてよかったと思った。

上の三つは、ボクの知り合いで「辞めてよかった」と思っている人の意見です。

まとめると、「合わない会社・合わない仕事を続けるより、合う会社・合う仕事に転職したほうが幸せだと思う」ということですよね。実際に転職成功したからこそ、前の会社や仕事と比較して今の自分が幸せだと語ることができています。

そう語る彼らの顔は、とてもとてもスッキリしていましたよ。

中には現在結構重い役職を持っているという人も、います。「新卒のあの頃、もうかなり前だけどさ、あのとき辞めてなかったら今も平社員だったと思う。今で言う社畜だね」と、見せてくれた笑顔は夜明けのようでした。

二番目の人は、別のツイートでこうも語っています。

第二次転職大作戦ということだから、役所で働くのが決まったのは転職二回目なんでしょうね。新卒で入った会社をうつ病で辞めてしまって、その次の会社も転職したけど、結果的に自分の望む将来を手に入れたというのがなんとも熱いです。

新卒1年目とは明記されていないけれど、「転職は回りまわって人生をよくすることもある」ということを伝えたいがために、紹介しました。

Twitterを見ていると、新卒1年目で辞めてよかったと語る人も、新卒で入った会社をやむを得ず辞めたけど今は幸せにしているという人も、大勢います。

早期退職というのは、悪いことだけではないんですよね。

新卒1年で辞めたことを後悔している人の声

  • 転職を舐めてた。新卒就活以上に門前払いされた瞬間、辞めたことを後悔した。
  • 特に理由もなく辞めて、恵まれていたことに気づいて後悔した。転職先はクソだった。
  • 大企業から小さい会社へ。福利厚生の違いを見て後悔したけど後戻りはできない。

TwitterをはじめとするSNSだと、後悔していない人の声が大きく、後悔している人の声はか・な・り小さいです。後悔している人はわざわざ自分の後悔をネットの海に大きく公開することは、なかなかしないでしょうからね。

ただ、ボクの知人と数少ないTwitterの意見を合わせて見てみると、新卒1年で辞めたことを後悔している人に共通していることがあるとわかります。

「どこか適当で、真剣じゃなかった」ということです。

第二新卒とはいえ、早期退職した人に対する世間の冷たさを甘く見ていて、門前払いされるのは「真剣に対策しなかった」後悔と言えます。前の会社は恵まれていたというのも、分析が甘かったということなんじゃないかなあ。

新卒の早期退職はプラスにもマイナスにもなる

新卒の早期退職は、プラスにもマイナスにもなるということが、新卒1年で辞めた人の声から見て取れます。早めに辞めることができてよかったと思うか、辞めなければよかったと思うかは人それぞれだけれど、後悔する人には共通点があるんですよね。

真剣に転職をしていないこと。

あとは、その人にとって早期退職をプラスに変えるために必要なものを見逃していたんだと思います。

何が必要なのかは、人それぞれでボクから一概に言えることではありません。たとえば「好きに生きること」かもしれないし、たとえば「お金」かもしれない。ただ、早期退職をする理由みたいなものなんじゃないかなあ。

後悔しない方法は、その理由をしっかりと見つめることだとミヤケンは思います。

第二新卒も、適当に転職すると門前払いを食らうぞ

新卒1年で辞めたことを後悔している人は、転職活動を適当にしてしまっているという共通点があると二度語りました。

第二新卒という特別な需要があるとは言っても、適当に転職すると門前払いを食らいます。第二新卒だからどの会社も欲しがるというわけじゃなくて、第二新卒を特別欲している会社は実は限られてくるんですよ。

これを勘違いして「第二新卒だから余裕でしょ」と思うと、失敗します。

第二新卒を求めている会社というのは、「新卒同様にフレッシュな人材が欲しいけど、研修は省略したい」と考えている会社なんです。

そこには「新卒採用の枠が余った」「新卒採用した人がすぐ辞めた」という背景があることが、多いんじゃないかな。だから人を補いたいけど社会人マナー研修とかは面倒だから省略したくて、第二新卒を欲しているということ。

全体の求人数に比べたら、第二新卒が欲しい会社の求人なんて実は一握りなんです。

だから、確実に「第二新卒がどうしても欲しい！」と切実に募集している会社を見つけない限り、門前払いされます。

第二新卒を欲している求人を探すこと。

そして、自分がどうして今の会社を辞めたいのか、自分が何をしたいのか、自分にとって大切なものは何かをしっかり分析すること。面接対策や書類の書き方などの勉強、そして求人先企業の分析をすることなどなど…。

新卒1年目で辞めたあと、辞めてよかったと心の底から笑うためには以上のことが必要不可欠です。

どれか一つでも欠けたら、絶対に後悔することになります。

後悔しないために、転職サイトを使うことも考えましょう。

転職サイトを使うと第二新卒を欲している求人を確実にゲットできるし、書類の書き方とか面接対策とか自己分析とかとかも手伝ってくれますよ。

プラスにもマイナスにもなる早期退職を、そうやってプラスに変えましょう。

新卒1年目で早期退職をして、後悔している人も辞めてよかったと思っている人も両方多いです。ネットだとどうしても辞めてよかった人の意見が目立つけど、転職を甘く見ると後悔してしまいかねません。

辞めたい気持ちがあるなら、「適当な転職」は絶対にしちゃあいけません。

転職サイトを使ってじっくり「辞めるべきか」を含めて転職について考えてみてください。

新卒1年目で辞めた、その後「辞めてよかったあ」と心の底から言えるようにね。