入社6年目、入社してから5年間仕事を続けるという節目を越えたことに、ミヤケンはまず「お疲れ様でした」と言いたいです。

そんな節目を越えた今でも仕事できないと悩んでいる人は、多いと思います。「5年も経った、6年目に突入したのに仕事できないなんて…」と思うと、なんだか悲観的な気持ちになっちゃいますよね。そういう人に、ボクはこう言いたい! だったら、自分に合う仕事に転職しちゃいなよって。

だけど、そう言うと「今更道は変えられないんだよ!」という答えが返ってくるんじゃないかな。今回は、本当に「今更変えられない」のかをボクなりに考え、答えを出してみました。やっぱり、道は変えられる!

6年目以降にありがちな「今更道は変えられない」という思い込みの空しさ

入社6年目以降の人は、「今更道なんて変えられない」と思ってしまいがちです。長い間同じ仕事を同じ職場で続けていると、そういう考えになるのも無理はないんですけどねー。だけど、それは思い込みだと思うし、その思い込みがどれだけ空しいかを2度も転職をしたボクは知っています。道は、変えようと思えば変えられる!

6年目だから今更…と語る人は、全方面に多い

長い間続けたから今更…「6年目だし今更○○なんだよなあ」と語る人は、仕事・趣味関係なく多いです。たとえば、「オタクを6年間隠してきたから、今更バレたくない、バラしたくない」と考える人がいます。ほかにも「ピアノを辞めて6年目、もう一度やりたい。今更かなあ」と語る人もいるんですよ。

前向きな気持ちにも、後ろ向きな気持ちにも、両方「今更」と付けることは多いんです。

「今更」と言うことを、予防線にしているんだと思います。ピアノを再開したけどうまくいかないとなったとき、「今更」と最初に言っておけばダメージは少ないでしょう。オタクをバラしたくなったとき、「今更」と言っておけば思いとどまれますからね。自分にとって不都合なことが起こらないように、または、起こったときのダメージを減らすために予防線を張ってるわけです。

だけど、本当は心のどこかで「バラしたい」と思っているんじゃないかな?

今更でも「ピアノをやりたい」気持ちに、偽りはないんじゃないかな?

そんな予防線、取っ払いましょう。人間、素直に生きるのが一番だと思います。「仕事できないけど、6年目だし、今更合う仕事を探すと言ってもなあ」と予防線を張るのは、辞めましょう。転職したとき失敗するのが怖いから、人は「今更」と言う。予防線を張って守りの姿勢に入っても、仕事できない悩みから解放されることはありませんよ。

本当に「今更変えられない」のかな? 転職に対する考えの推移で考えよう

「今更変えられない」というのは違うということを、もう少し違ったアプローチからも考えたいと思います。「6年目だし今更転職なんて」と語る人は多いけれど、じゃあ1年目や2年目のときはどうなんでしょうか? 職業歴が短いときに「仕事できない悩み」を抱えたとして、自分は道を変えたでしょうか。

答えは「NO」だと思います。

1年目・2年目のうちは、「まだ仕事のことも理解しきれてないし、未熟だ。とりあえず3年やってみよう」と世間は言うじゃないですか。3年が経てば、今度は「3年続けたんだし、続けられるでしょ」と説得する人が出てくる。そういう考えが、6年目という節目を越えた時期になると「今更無理だって」という考え方に変わるだけなんじゃないかなあ。

結局、残酷なことに、仕事できない悩みを1年目から持っていても、道を変えられない人は一生変えられないと思います。10年目になっても言い訳をして、道を変える勇気がない自分を肯定したがるんです。

今と違う仕事をしたほうが、仕事できる人になり、職場で頼られ、結果的にいい待遇がもらえるとわかっていても…。

ミヤケンは、思います。何か決定的な悩みを持っていて、「今の仕事よりいい仕事がある」と感じているのなら、転職するのに「何年目か」なんてあまり関係ないんじゃないかな…てね。

6年目まで勤め上げた経験は評価される

転職するのに何年目かはあまり関係ないと語りましたが、関係ある部分もあります。それは、「6年目まで勤め上げた経験は転職活動で評価される」ということです。少なくとも、入社半年で辞めるよりも面接官からの印象はよくなります。「逃げ」じゃなくて、「自分を活かすため」の転職だって、年数を見れば察しがつくからでしょうね。

しかも、転職理由も6年目だと立てやすいです。

5年という節目を越えたからこそ、「今の仕事・会社よりも自分の能力を最大限発揮できるところがあると悟った」と言えるし、「キャリアチェンジをするなら今しかないと思った」とも言えます。聞こえのいい転職理由をいくらでも立てられるんです。「仕事できない」という嘆きと一種の逃げから始まった転職も、ここまでくるともう立派な戦いですよ。

道を変えないほうが、悲惨だとミヤケン思う

転職を決意するとき、最後に考えてみてほしいのが、転職をしなかった未来と転職をした未来のことです。

転職をしなかった未来を想像して、ポジティブなイメージが浮かびますか? 6年仕事を続けているのに仕事できない自分が、数年後仕事できるようになっている想像がつくかなあ。答えはNOという人が、ほとんどだと思う。

じゃあ、転職した未来を想像してみてください。もちろん、「失敗したときの悪いイメージ」も浮かぶと思います。だけど、よほど悲観的な人以外は、それと同時に「成功したときの自分」という明るいイメージも浮かぶんじゃないでしょうか? 少なくとも、その可能性は転職した未来のほうがあると思います。

6年目になって仕事できないなんていうのは、「仕事が合わない」からだとミヤケンは思うんです。

だから、転職したほうが確実にいい未来に進めるんじゃないかな!

6年目からの転職、不安があるなら転職サイトに頼ろう

入社6年目にして仕事できないという人は、仕事が合っていない可能性が高いから転職したほうがいいです。

ただ、そう言っても不安なものは不安ですよねー。

6年目からの転職に、少しでも不安があるのなら、転職サイトに頼ることをオススメします。転職サイトに頼ることで、入社6年目からの転職活動に効果的な立ち回り方や、面接の受け答えの方法などを教えてもらえるんです。自分に合う仕事だって、一緒に探してくれますし、見つかったら求人を紹介してくれます。

仕事できない自分を変えるんじゃなく、転職サイトと手を取り合って、自分に合わない仕事を変えてやろう!

入社6年目になって仕事できないと悩む人の多くは、仕事と自分の能力や性格がミスマッチを起こしているんだとミヤケンは思います。向いてない仕事を続けても、たぶんずっとできないままなんじゃないかなあ。それよりも、向いてる仕事を探して転職活動をはじめるほうが、よほど前向きで有意義です。

転職サイトを使うとか、転職の不安を減らす方法はあります。

仕事できない今を、仕事を変えることで、仕事できる未来に変えちゃいましょう!