「仕事を辞めたい」という人に、「それは甘えだよー」と言う人がいます。仕事を辞めるのが甘えというのは、もうずっと昔から変わらず言われていることですよねー。だけど、ミヤケン思うんです。

「仕事を辞めたい」が甘えかどうかは、自分で決めることだって。

今回は、「仕事を辞めたいけど、これは甘えなの?」という人にミヤケンが伝えたいことを伝えたいように語りたいと思います。

「仕事を辞めたい」が甘えだと言う権利は、自分以外の誰にも無い

仕事を辞めたいと思う事情は、人によって色々ありますよね。だから、一概に「仕事を辞めたい? そんなのは甘えだよ」と言う権利というのは、誰も持っていないと思うんです。自分が甘えているかどうか、どうして他人に分かると言うんでしょう?

わかりませんよね。

だから、仕事を辞めたいという考えが甘えかどうかは、自分自身が決めることだと思います。逆に言えば、それは自分自身が決めなきゃいけないということです。自分が「甘えている」と判断したり、「甘えじゃない」と判断したりするのは結構勇気がいると思います。

だけど、勇気を持って決めてください。

また、決める方法や判断基準も自分自身が設定しましょう。

一応、例としてミヤケンの判断基準を紹介しますね。

ボクは、自分が「嘆くだけで何もしない、何もする気がない」のなら甘えだと判断しています。「仕事を辞めたい」と思うとき以外も、あらゆる愚痴に対してこの判断基準を使っているんですよ。〇〇したくない、〇〇したいと思うのなら、動かなきゃなあと思うから。というか、その気持ちが本物だったなら、甘えじゃあない真に迫ったものだったとしたら、ボクは自分自身の性格上、遅かれ早かれ行動すると思うんですよ。

だから、ミヤケンは「行動する気があるかどうか」を甘えかどうかの判断基準にしています。

判断基準を決めるコツは、自分の性格を考えることです。ボクは考え半ばに行動する性格だから、上記のような判断基準にしました。さあ、あなたの性格上「甘えじゃない」と断言できる基準を探しましょう!

他の人の判断基準も紹介しましょう!

人によって、甘えかどうかの判断基準は色々あります。ミヤケンは「自分の性格」を考えて判断基準を設けたし、それがコツだとも語りました。だけど、状況を見て判断する人もいるんです。ネット上から拾った、みんなの「甘え判断基準」を紹介します。

  • 仕事の向き不向きを考える
  • 社風・職場の人間関係と自分の性格とが合うかどうかを考える
  • 給料や評価に納得しているかどうか
  • 体調不良や心の不調が仕事に起因すると言えるかどうか

性格よりも状況で判断する人の例としてよくあるのが、上の四つ!

向き不向きを考えるというのは、自分の能力・性格と、今の仕事に求められるものが一致しているかどうかを客観的に考えて、甘えかどうかを判断するというイメージだと思います。確かに、向いていない仕事を続けても身にならないし、甘えとは言えないかもしれませんねー。

性格と職場の雰囲気・社風との不一致も、似たような感じで判断するみたいです。

ほかには、給料・評価という客観的な判断基準を設けている人もいますね。これはかなり合理的だと思います。給料が不当に低いと感じるのなら、甘えだとか言っている場合じゃあありませんからね。損してるじゃん! という話。

また、仕事を辞めたいと思ったときに体調不良や心の不調などを訴える人は、それが本当に仕事に原因があるものなのかを考えるというパターンもあります。

性格で決めるか、状況で決めるか…。

どっちかになりそうですね!

転職は権利、誰にも止められるものじゃない

仕事を辞めたいという考えが甘えかどうかは自分で決めることだと語りましたけど、その考えと一緒に語りたいのが、転職は他人に止められるものじゃあないということ。転職するというのは、社会人に平等に与えられた権利なんですよ。

日本人には、職業選択の自由があります。

正社員は、期限を決めずに雇用するという雇用形態です。

職業を自分で選ぶ自由があり、正社員は期限が決められていないのだから、誰がいつ転職したとしても「カラスの勝手でしょー」ということなんですよ。上司にも、先輩にも、友人にも止められることじゃあありません。

それに、仕事を辞めたい気持ちが甘えというのは「終身雇用が当たり前だった時代」に生まれた考え方だとミヤケンは思っています。今は、終身雇用なんて都市伝説レベルの話になっていて、誰もが転職を経験してもいいような時代です。

街ですれ違った大人びた女性も、活き活きとして見えるパリッとスーツを着たリーマンも、あの人もその人も、転職を経験したことがあると考える方が自然だと思います。

仕事は辞められるし、一度はみんな辞めるもの。

仕事を辞めたいのが甘えじゃないと決めたら、上司の無責任な反対を気にしないで転職をしましょう!

甘えかどうかを決めながら、できること

仕事を辞めたい気持ちが甘えかどうかを決めながら、転職に向けてできることがあります。甘えじゃないと決めたらすぐ動き出せるよう、今から転職サイトに登録してみてはいかが?

転職サイトに登録すると、転職の相談をすることができます。担当者のキャリアコンサルタントと相談して甘えかどうか決めるというのも、方法としてあると思う。相談した後は、求人をメールアドレスに送ってくれるから、自分から動かなくても状況が整っていきます。

だから、転職活動をすると決める前から転職サイトを使うのは、とても有意義なんじゃないかなあ。

ただ、決断を焦らなくてもいいです。

ゆっくりと、決めましょう?

仕事を辞めたいという気持ちが甘えかどうかは、自分にしかわかりません。人に答えを求めたとしても、それはその人の判断基準になります。自分自身が「コレだ!」と思う判断基準を持ち、甘えかどうか判断しないと、転職したほうがいいのかがわかりません。

自分の性格や状況をしっかりと考えて、転職するかどうかを判断しましょう。

仕事を辞めたい気持ちも、転職をするという決意も、誰にも邪魔されていいものじゃあありません。自分の人生、レールを敷くのは自分自身! ファイト、オー!