こんにちは、「給料が安い営業マンは本当に損してる」と思っている元営業マンのミヤケンです。

営業職は、企業の働きアリみたいなものなんじゃないかなと思います。巣の外で働いて利益を持ってくるというところが、似ていますよね。

ただ、人間はアリみたいに「女王のために!」という奉公精神だけじゃあ働けません! いまどき「会社のために!」なんて流行らないですからね。

「給料のために! オールハイル・サラリー!」それが、ボクらが働く理由。

今回は「給料が安いんじゃないかな」と感じている営業に、これから損をしない方法などを伝えたいと思います。

営業職の給料どれくらい? 業界による違いも見てみよう!

営業職と一口に言うけれど、業界はいろいろありますよね。どんな業界にも営業職はあるから、当然業界ごとに給料も若干の違いが出てきます。DODAが提供するキャリアコンパスというサイトの世論調査に、営業系職種(20代)の平均年収ランキングがあったから、それを参考に違いを見てみましょう。

平均年収ランキング1位はMR! 515万円でした。

20代から500万円を超える年収…凄まじいなあ。

2位以降は、箇条書きで見てみましょうか。

  • 2位:証券 420万円
  • 3位:医療機器メーカー 408万円
  • 4位:銀行 388万円
  • 5位:IT/通信/インターネット 374万円
  • 6位:機械/電機メーカー 373万円
  • 7位:総合商社 372万円

ここからは徐々に下がっていき、営業系全般の平均年収364万円となっています。20代の平均年収だから、30代の方はこれを参考に「順当に給与アップしたらこれくらいかなあ」と見積もってもらう必要があるけれど、どの道この調査結果はあくまで参考程度にしましょう。とりあえず伝えたかったのは業界によって、これだけ差が出るということです!

また、どれくらいが「安い給料」と言えるラインなのかを知っておいてほしかったんですよ。

ちなみに、マイナビ転職の調査結果だと営業全般の平均年収は、20代が354万円、30代が455万円、40代以上が550万円となっています。マイナビの調査結果でも、一番年収が高いのはMRでした。

給料が安い! そう実感したら、転職をしよう

営業マンの給料が安いラインみたいなものを紹介したけれど、業界によってこれだけ差が出るものなんですねー。差があるのは残酷に見えるけれど、給料の差があるということは、今特に給料が安い業界にいる人は、異業種転職で給料アップを狙えるということでもあります。だから、転職を考えましょう! 転職時のポイントなどなどは、これからミヤケンが紹介しますよ。

単純に、年収が高い業界に転職するというのはアリだけど

単純に、営業の平均年収が高い業界に転職するというのはアリだと思います。MR・証券・医療機器メーカーなどなど、自分が「狙えそう!」と思ったところを選んでみたらいいでしょう。ただ、何も考えずに「一番高いしMR狙おう」という理由から転職先を選ぶのは、あまりミヤケンとしてはオススメできないんだよなあ…。

厄介なことに、人には、合う合わないというものがありますからねー。製薬会社の仕事に興味がない人や雰囲気・慣習に合わない人がMRに転職したとしても、成果が伸びず、結局高い給料は貰えないという可能性が高いと思います。

だから、単純に年収が高い業界に転職するというよりも、年収が高めの業界で興味が持てるものや合いそうなものがあれば、転職先の選択肢として入れるといいよというのがボクの本音です。転職サイトを使ったり、自分で調べたりして、自分に合う業界かどうかをしっかりと見極めましょう。

営業スタイルを変えたら給料アップにつながる?

営業職には、色々なスタイルがありますよね。新規開拓営業とルート営業、個人向け営業と法人向け営業…それらのスタイルを組み合わせたものが、その会社の営業スタイルになります。営業スタイルは業界によってある程度傾向はあるけれど、細かくは会社によって違うんですよね。

たとえば、メーカーは法人ルート営業が基本だけどそうじゃないところもあるかもしれませんし、証券会社にも個人向けと法人向けとがあるかもしれません。業界を選ぶだけじゃあなくて、営業スタイルもしっかり選びましょう。

今よりも、自分に合ったスタイルがあるかもしれませんからねー。合ったスタイルを選ぶことで、今よりも成果がアップして給料もアップアップする可能性が高いです! 逆に、合わないスタイルを選ぶと業界が給料高い傾向があるところだとしても、給料アップする可能性が低くなっちゃいます。

アップしたとしても、スタイルが合っているケースよりも上昇率は下がるんじゃないかなあ。

だから、転職するときは営業スタイルに注意!

ちなみに、「合う合わない」じゃあなくて「稼げるかどうか」を基準にしたいなら、ルート営業よりも新規開拓営業のほうがいいですよ。既存顧客のフォローより、新しい契約を取ってくるほうが会社の利益に直接繋がるから、優遇されるんです。

転職サイトを使って求人を比べまくろう!

営業にどれだけの給料を出すかは、会社によってピンからキリまで違いが出ます。一番いいのは、やっぱりたくさんの求人を比較して慎重に検討を重ねて、転職先を選ぶことじゃないかな! そのために、ボクは転職サイトを使うことをオススメしますよ。

転職サイトは、登録してヒアリングが終わると、新着求人とオススメ求人がメールで送られてくるようになります。たくさんの求人を比較検討するには、ちょうどいいんですよね。自分でも検索するようにしたら、さらにいいと思います。

また、転職サイトは給料を上げることを前提としているから、それだけでも給料アップが狙える。

業界の合う・合わないの相談もできるし、営業が転職で給料アップを狙おうと思ったら必須のサービスだと思います。

営業職の給料は、業界によって、会社によってマチマチです。製薬会社MRや証券会社・医療機器メーカーなど、給料が高い傾向がある業界を選んだり、営業スタイルを自分に合うものにしたりして給料アップを狙いましょう! さらに、求人の比較検討を徹底したら、確実に、今よりもっと高い給料が貰えるとミヤケンは思います。

安い給料じゃあ、いい仕事はできません。

いい仕事をするために、しっかりと給料を重視して転職しましょう!