営業の仕事って、辛いと思いながら続けてもうまくいかないんじゃないのかなぁ。

私、ミヤケンは、営業職が辛いし向いていないと思ったから辞めました。

辞めたいと思ったとき、頭の中がグチャグチャと荒れていたんだ。感情的にもそうだし、これからの計画的にもうまくまとまらなかったんですよ。

前のボクと同じように、営業マンを辞めたいと思っている人は多いのではないでしょうか?

今回は、そんな方にこれからやってみて欲しいこと、考えてみて欲しいことを紹介したいと思います。

まずは、脳内を整理しよう! グチャグチャしていちゃ始まらないよ

何かが辛いと感じているとき、頭の中がグチャグチャしていることが多いです。

営業の仕事が辛い!とか、辞めたい!とか感じているときには、その原因が頭の中に飛び交っていると思います。そして、その原因には感情が付いて回るから、その感情も飛び交っているわけですねえ。

そんな辛い原因が脳内で暴れまわっている状況をどうにかしないと、冷静な判断ができなくなります。

自分の脳内を客観的に整理するために、ミヤケンがネットを使って「営業職のみんなが辛いと感じていること」を集めてみました。

まずは、Twitterで見つけたこんな声。

ほかにも…

  • 作り笑顔が苦痛になってくる
  • 仕事が評価されない
  • ノルマに追われるのが辛い
  • なんでこんな商品を提案しないといけないの? と思っていた
  • 飛び込み営業とか、営業方法が辛い
  • 会社の窓口として、別の部署の失敗のことで代わりに怒られるのが辛い
  • 時間外労働が多すぎて辛い
  • 自分には営業に向いていないんじゃないか?の日々

こんな声が見つかりました。

営業の仕事自体が辛いという意見と、ノルマに追われるのが辛いという意見が多かったですね。

実績を挙げ続けないといけないとい圧力がかかって、自分がしたいように仕事が出来ないのは辛いと思います。

営業方法自体が辛いというのも、働くこと自体が辛いということに繋がって、「もう無理」と思っちゃいますよねえ。飛び込み営業、まだやっているところがあるんだということにボクは少し驚きましたけど…。

ほかにも、営業の仕事を続けると理不尽なことが多いです。

挙句、自分は営業に向いていないんじゃないかなあという結論を出す方が多く見られます。

こんな調子で、自分が何に一番辛いと感じているのかを整理してみてください。

自分が営業の仕事をしていて、「辛い」「辞めたい」と感じるときはどんなときかを紙に書き出してみたら、それがわかりますよ。

ノルマに追われるのが一番辛い! という方へ

新規顧客を取らないといけないタイプの営業には、ノルマが付き物です。だから、そのタイプの営業を続けている間は、ノルマからは逃げられません。営業にとってのノルマというものは、『北海道にとってのセイコーマート』『マイケル・ジャクソンにとっての「ポウッ!」』くらい欠かせないものなんですよ。

よくわからない? これは失礼しました。

ただ、考えてみるとマイコーだって「ポウッ!」って言わない曲もありますよね。というか、実際に曲中にポウッと言うことの方が少なくありません? 北海道にだって、セイコーマート以外のコンビニがありますし…。

欠かせないと言っても、それが無いと成立しないわけじゃないじゃないですか。営業にも、ノルマから逃げる方法はあるんですよ。

法人相手のルート営業には、基本的にノルマがありません。

同じ顧客とコンスタントに会うことで関係を繋げさせる仕事だから、ガンガン売り込まなくてもいいんですよね。むしろガンガンやっちゃうと、「うるさい!」「うっとうしいよ」と言われてしまい、かえって損をします。

だから、「ノルマさえ無けりゃあ営業を続けられるのに」という方がこれから取るべき行動は、法人ルート営業に絞って求人を探すことです。

営業方法に辛さを感じている方へ

飛び込み営業とか、ひたすら電話をかける営業方法とか、今時流行りませんよね。だけど、未だに「営業は数だ! ひたすら電話をかけるんだ! ひたすら飛び込むんだ!」という営業方法を取る会社も、あるんだなあ…。

だけど、飛び込み営業がこれだけ続いているということは、商材によっては飛び込みも不要というわけではないんでしょうね。

中には、飛び込み営業をしてポンポン契約を取ってくる人もいます。

飛び込み営業だけでなく、営業マンとして成功するのは、真剣に営業の仕事に向き合い、自分自身の「勝ちパターン」を構築してどんな営業方法においても試行錯誤する人じゃないでしょうか。

今の営業方法が辛いとか、それが原因で辞めたいとか考え始めると、うまくいかないと思います。

あなたがこれから取るべき行動は、法人ルート営業に転職するか、営業職以外に自分に合う仕事が無いか探すかのどちらかだと思います。

営業の仕事自体が辛い! 向いていない! と思うなら

ここまでは、何かしらの営業職を続けることを前提として話を進めてきました。

だけど、中には営業の仕事自体が辛いと感じたり、向いていないと思ったりして営業マンを辞めたいと考えている人も多いんじゃないでしょうか。

営業の仕事自体が辛いんだったら、それはもう営業を辞めるしかありませんよね。

じゃあ、どんな仕事が合うんだろう? ということで『営業職からの転職者が多い仕事』を紹介しましょう。

  • 事務職
  • 商品開発
  • 企画マーケティング職

営業職からの転職で一番多いのは、事務職です。

「営業辞めたいなあ」と言っている人が、次どんな仕事がしたいかと聞かれたとき、「事務職かなあ」と答える人が多いんですよね。

会社の顔として積極的に前衛部隊として働くよりも、会社を下支えするポジションの方にやりがいを感じるんだと思います。営業職特有の「ノルマ」もありませんし、「飛び込み」もありませんしね。

残業時間も短い傾向があるから、営業職を辞めたい方の不満を全体的に解消できるのが事務職ということなんでしょう。

待遇は営業より下がるものの、営業より事務職の方が求人が多くて選択肢が広がる点は魅力的だと思います。

また、商品を提案する側から開発・企画する側に回る人も多いです。

これは、営業職として働いていたときの分析力とか顧客の生の意見とかを活かせると考えたからこそ、転職先に選ぶということなんでしょうね。

営業職として、顧客の需要・顧客情報の調査と分析が得意だったり好きだったりした人には、商品開発・企画マーケティングをオススメしたいです。

あと、ミヤケンは営業職を辞めてからWebの仕事をしていますので、Web関連の仕事もオススメに入れておきますね。企画の仕事もあるし、制作の仕事もあるし、マーケティングの仕事もあるし、色々経験出来てお得です。

結局、営業マンを辞めたいと思ったときに取るべき行動は?

転職を考え始めるということですね。

数字に追われるのが辛いという方も、営業方法に不満がある方も、残業に不満がある方も、営業職自体が辛いという方も…。辞めたいと思ったときには、最初に脳内整理をして「辞めたい理由」を探ってください。

その後に、「その理由を解決するためにどういう仕事・会社に転職したらいいのか」を考えましょう。

これが、これから取るべき行動です。

そのために、今から転職サイトに登録するというのはどうでしょうか?

残業が少ない会社も、法人ルート営業の求人も、未経験職種の求人も、自分が希望するものを転職サイトが紹介してくれます。

求人探しの前の段階「脳内整理」の手伝いもしてくれるから、今すぐにでも登録したほうがお得ですよ。

営業マンを辞めたいと思ったら、最初に辞めたい理由を整理しよう。その次に、辞めたい理由を解消するための仕事選びや職場選びを考えることが何よりも大事だと、ボクは思います。

営業の仕事は、辛いと思い始めるとそれが態度に出てしまい、うまく仕事が出来ないようになるものです。

成功する営業は、真摯に仕事と向き合う人。真摯に仕事と向き合うためには、辛いよりも楽しいが上回っていないとダメだとボクは思います。

だから、どうしても辛いと思うなら、転職したほうがうまくいくんじゃないでしょうか。