営業は 大変だよね 本当にね

こんにちは、何気に五・七・五になってご満悦なミヤケンです。ボクは新卒で営業職に就職したものの、合わず転職した営業ドロップアウト組。

新卒1年目にして「営業を辞めたい」と考えている人の気持ちは、よーく、それはもうよーくわかります。

営業の仕事は本当に辛いし、きつい。

今回は、新卒の「営業からの転職」についてミヤケンなりにアドバイスをしたいと思います。

新卒が考えるべき、営業の向き不向き

新卒1年目の新社会人の皆さんに、最初に考えてもらいたのが「営業の向き不向き」です。営業から転職するにしたって、向いている人と向いていない人とでは選択肢の広がり方が違います。具体的な転職先は後程紹介するけれど、まずは考えよう。

営業に向いているのってどんな人?

  • キャリアアップ志向が強い
  • スピード感がある人
  • かわいがられる性格の人
  • 楽しそうに語れる人

コミュニケーション能力とか、トーク力とかは置いておきましょう。当たり前のこと過ぎるし、ミヤケンは別にトーク力はそれほど重要じゃないんじゃないかなあと思うから。営業に求められるトーク力というのは、経験に裏付けされているものなんです。仕事をしていくうちに、身につきます。

プライベートのトーク力とは、また違うんですよ。私生活で笑いが取れる人も、「すべらんなあ」と言われる人も営業に向いているとは限らない!

それよりも、上記四つの適性のほうが大切じゃないかな。

キャリアアップ志向は、営業に必要なメンタリティです。営業のモチベーションというのは、「今月は売り上げトップだ!」「目標クリアしたぜ!」という売り上げですからね。「もっと上を目指したい」と思えないと、数字を褒められてもうれしくはないと思います。

上を目指すからこそ数字が取れると嬉しいし、楽しく営業活動できるんです。

ミヤケンはあまりその志向が無く、競争が苦手だったので…。

次に、スピード感! 顧客対応はスピード命。調べて欲しいと言われたらマッハで調べ、質問されたらマッハで答える。対応の速さは誠実さに結び付き、誠実さは売上に結び付きます。

かわいがられるというのも、大事な要素です。

顧客にかわいがられるということは、それだけで「この人から買いたい」と思わせる力があるということですからね。しかも、そういう性格の人は少し失敗したところで「まあ次取り戻せばいいんだから」と、許してもらいやすいです。

得しかない! チャーミングな人は…!

最後の「楽しそう」というのも、地味に大切。

楽しそうに仕事をする人と、事務的に仕事をする人と、どちらと契約したいかというと、前者だと思います。

営業に向いてないのってどんな人?

  • 実力社会が苦手
  • 気持ちの切り替えが苦手
  • 責任を他人に求める人

営業は数字を取れる人が偉いという実力社会の、競争主義です。

そんなガツガツとした雰囲気が苦手な人には、絶対に向いていません。ボクのことでもありますけどねー、本当、人のこと言えないや。

気持ちの切り替えも大事ですよ? 営業なんて失敗することのほうが多いんだから、失敗した後にウジウジ悩んじゃうと何もうまくいきませんから。悩んでいるときに営業をしても自信が無さそうに見えるから契約が取れず、また失敗してしまいます。

以下、ループ。

また、責任を他人に求める他責志向の人も向いていないんじゃないかなあ。

営業にとって大事なのは、「結果が出れば自分のおかげ」「結果が出ないのは自分に原因がある」という考え方だと営業を辞めたボクは思います。たとえば、「景気のせい」「商品のせい」にしたってなにも解決しないわけです。

特に商品のせいにしていたら、「自社商品はクソだ」と言っているようなもので、その態度は必ず顧客に伝わります。自社商品のせいで売れないと思っている人から商品を買う奇特な人は、なかなかいないよね。

自分に原因を求め、改善するメンタルが無いと営業は続かないと思うなあ。

営業を辞めたい! それなら早めに転職活動を始めよう

営業の仕事というのは、続ければ続けるほど面白くなるものだと思います。

ただ、面白いと感じられる人は「向き不向き」と「やりたいこと」とが一致した人だけです。営業に向いていたとしても、辛いことが多いと思ったり、残業が多いのが嫌だったりすると今の仕事を続けて面白くなる可能性は極めて低いと言えます。

そういう人にとっては、続けても意味がありません。

面白いと思える素質のある人は、続ければ続けるほど仕事が面白くなる。

しかし、面白いと思えない人は、続けても面白くなる可能性はほぼない。

早めに転職活動を始めたほうが、いいと思いますよ。

営業職に向いているけど辞めたい人の転職先

営業職を辞めたいと思っている新卒1年目の人の多くは、営業に向いていない人なんじゃないかなあというのがボクの見解です。

ただ、中には営業に向いているけど、「残業が多いから辞めたい」「ノルマが多くて辞めたい」と感じている人もいると思います。

それなら、違う種類の営業を目指せば解決するかもしれません。

残業・ノルマが原因で辞めたいと思っているんだったら、法人ルート営業がオススメです。

法人ルート営業は、決められた顧客ルートを訪問する仕事だから、時間配分がしやすく残業はほとんどありません。既存顧客の維持が目的のため、盛んに営業をかけるということもなく、ノルマも比較的少なめです。

新社会人にとっては、新規顧客獲得営業よりも、法人ルート営業のほうがやりやすいと思います。

法人ルート営業で仕事に慣れた後に、上昇志向が湧いてきたときに新規営業に戻るというのもいいんじゃないかなあ。

もちろん、営業職から完全に離脱してもいいと思います。営業職の種類を変えるだけじゃ物足りないという人は、次の項も読んでみてくださいね。

営業職に向いてないなら、こういう仕事がいいんじゃない?

  • 事務職
  • 企画・マーケティング
  • 人事
  • 購買部などの間接部門

営業に向いてないから事務職というのは、王道ルートですね。誰もが一度は考えると思いますが、営業職と比べると求人数が圧倒的に少ないというデメリットがあるから注意しましょう。

企画・マーケティングは、営業は向いてないかもしれないけど「調査・分析が得意」という人にオススメです。経験が長ければ営業経験が活きる仕事としてもアピールできますが、新卒1年目の第二新卒転職ということで、経験よりも素質をアピールしましょう。

企画・マーケティングは事務よりも給料が高いものの、競争社会という側面が弱いため、ミヤケン一押しの転職先です!

人事はコミュ力はあるけど営業はダメという人にオススメしたい仕事。営業からの転職は第二新卒からでも優遇される傾向があるものの、人事部は企業規模がある程度大きい会社にしか設置されていないことがあるため、転職先の選択肢はか・な・り狭くなります。

間接部門は調整作業が多いですが、外部と関わることが少なく営業が辛い人にはオアシスとなり得ます。

職種によって求人が少ないとか、転職先の幅が狭いとかとかのデメリットはあるものの、そういうデメリットは打ち消し可能! その方法をこれから見ていきましょう。

転職サイトを使ってみよう

事務職の求人が少ないとか、人事は転職先の幅が狭いとかとか、そういう第二新卒が営業から転職するときのデメリットは、転職サイトを使うと限りなく小さくなります。

転職サイトを使うと、公開求人・非公開求人両方を見ることができるため、求人量が単純に増えるんです。

しかも、非公開求人は「ある程度規模が大きい会社」や「ホワイト企業などの優良企業」が多く、人事部などを設置しているところもたくさんあります。新人営業あるあるの「残業辛い」「仕事ついていけない」というのも、ホワイトなら解消可能じゃないかな!

いや、可能だよ、ほぼ確実に。

営業職を辞めたい新卒1年目の人は、転職サイトを使いましょう。

営業職は、面白いと感じる人と感じない人との差がか・な・り激しいです。

面白いと感じられない人にとっては本当にきつい仕事で、続けても辛いだけだと思います。このまま辞めたい気持ちを引きずりながら仕事を続けるよりも、思い切って転職をしたほうが有意義な社会人生活が送れるということをミヤケン保証しますよ。

ボクがそうでしたから。

だから、早めに転職活動を始めておきましょう!