4年目突入。3年経った、経ったんだよ!

向いてないと思った仕事も、とりあえず3年続けなさいと言われている3年が経ち、4年目に。

3年という時は人を成長させ、実際に仕事ができるようになった人もたくさんいて、「向いてなかったわけじゃなかったんだなあ」と実感させてくれることもあります。

だけど、3年経ってもダメなものはダメだったという方もたくさんいて、仕事が合ってないことを痛感させられることも多いんだよなあ…。

今回は、ミヤケンが「4年目にして今の仕事に向いてないと確信した人は、今後どうしたらいいか」を語りたいと思います。

4年目にもなれば、「向いてない・合ってない=成長していない」というわけではない

4年目になって仕事が向いてない、合ってないと感じている人の多くは、「仕事ができないから」という理由を挙げています。

とりあえず3年の3年が経ったけど、周りより圧倒的に仕事ができない…いや、相対的じゃなくて絶対的に考えても仕事ができていない! と、悔しさ溢れる自覚ですよね。

ミヤケンの退職理由のひとつにも「仕事が合ってない」というものがあるから、なんとなくその悔しさや疑問・苛立ちなんかはわかりますよー。

だけど、自分が何も成長していないと感じるのは、気のせいです。

確かに、周りより仕事ができないかもしれないけれど、そんなのは表面的なものに過ぎません。実際は、4年目になるまで3年間仕事を頑張ってきた過程と事実があり、知識と内面は確実に成長しているはずですよ。

今の業界の知識、入社前より明らかに増えてますよね。

3年間続けてきたことによる精神的な成長も、自覚しづらいだけであると思います。

だから、まずは誇りましょう! 悔しさは明日へ羽ばたくための動力にすればいいし、「とりあえず3年」が経ったんだから、転職するときの印象も特に悪くなることはないしね。

とりあえず、頑張った自分を誇りながら、転職活動の方向性を考えましょう!

4年目の転職パターンを、ミヤケンなりに考えてみた!

転職活動の方向性というのは、実はかなりいろいろあります。4年目ともなればその選択の幅はMAXといってもいいのではないでしょうか。

今の業界の知識を活かす方向、業界関係なく向いてる仕事を探す方向などなど、たくさんの方向性がある中、ミヤケンが「これがいいんじゃない?」というものをいくつか考えてみました。ボクのオススメ選択肢ピックアップ!

業界内に向いてる仕事を探す

4年目ともなると、蓄えられた業界の知識をどこか片隅に置き去りにするのは少しもったいないですよねー。折角の知識だから、活かしたいと考える人は多いんじゃないかな。それなら、業界内に向いてる仕事がないかどうかを探しましょう。

営業・事務・企画・業界特有の技術職などなど、選択肢は業界内だけでも豊富!

たとえば、技術職から営業職に鞍替えする人は結構多いみたいです。IT・Web界隈でもよくあることで、技術職だからこそ営業職に活かせる知識と経験が多く、なかなか役にたちますよ。それに、技術職と営業職は結構特徴が逆転していることが多いらしく、向き不向きも逆転する傾向があります。

技術を使うか知識を使うかという感じですからね、技術が乏しくても知識があれば営業で活躍できるのが魅力!

技術職と営業職は一例に過ぎないから、「こんなのいいかもなあ」と思える職種があれば、自分に向いているかどうか検討してみてください。

向き不向きを確かめるには、今の仕事に向いてないと思う理由や自分の性格・能力などを書き出して、興味がある仕事に求められる素養と照らし合わせるのが効果的! 適職自己診断してみましょう。

業界自体が向いてない可能性もある

業界内に向いてる仕事がないと感じるなら、その業界自体が向いてない可能性があります。業界とか、業種とかね。

たとえば、接客全般が向いてない人とかサービス業が無理な人とか多いと思います。かく言うボクもちょっと苦手ですね。

業界・業種自体が向いてない可能性があるなら、向いてる業界・業種を探さなきゃいけません。

極端に逆の特徴を持つ業界・業種を探してもいいんですが、選択肢がかなり狭まります。サービス業が向いてないからと「まったく人とかかわらない仕事」を探そうとしても、実はそんなに多くないんですよねー。

物体の一側面の裏は、ひとつだけだから。オセロは黒の裏は白だけだし、多面体を見てみてもひとつの面の裏はたくさんないですよね。それと同じようなもので、まったく逆の特徴を持つ業界・業種・仕事というのはたくさんはありません。

だから、今の業界・業種の特徴を逆転させるよりも、たくさんある中から「自分に向いていると思うものを選ぶ」方が選択肢が広がります。

ただ、あまりに広すぎるため、絞り込みましょう。

絞り込む条件は、自分が少なからず興味を持てるかどうかです。

興味がない業界の仕事は、仮に仕事内容自体が向いていてもあまり長続きはしません。ミヤケンが生き証人! 興味がない業界で営業職をしても続きませんでした。ボクの場合はさらに営業も向いてなかったから阿鼻叫喚の地獄絵図だったわけです。

好きなことを仕事にする必要はないけれど、仕事として興味が持てることを仕事にする必要はある。

そんな業界・業種を探そう!

一人で戦うか、共に戦うか

『ウルトラマン』をご存知でしょうか? 彼は一人で戦っているように見えて、科学特捜隊の面々と力を合わせて戦っているんですよね。最近のウルトラマンは、先輩ウルトラマンの力を借りて強化形態に変身したり、先輩方の必殺技を借りたりして怪獣や宇宙人と戦っています。

彼らは「共に戦うことを強さ」として、ボクたち人間に「協力すること」の大切さを教えてくれているわけです。

急にどうした? と言われそうなんだけれども、転職活動も協力することが大事なんですよ? 転職活動は孤独な戦いとか、一人で求人を探して面接日程調整までして戦うとか、就職活動と違って誰も助けてくれないとか、そういう意識が結構いろいろな人の中にあるように感じます。

だけど、違うんですよ。

転職も誰かの力を借りて戦う時代!

転職サイトを使いましょう。4年目としての知識・経験を活かすのなら、なおさらです。どんな風に活かせるのかを考えるために、転職サイトの力添えが必要! 自分だけだと視野が狭くなりがちだから、誰かの考えを借りましょう。

そして、求人探し・面接日程調整なども、転職のプロであるキャリアコンサルタントの力を借りよう。

さらに! 向いてる仕事を探すときには、その人が過去にサポートしてきた先輩転職者たちのデータの力を借りることができます。ウルトラマンで言うところの「先輩の力を借りて戦う」ということですねー。

転職活動ウルトラマン理論、広めたい…!

特に、今の仕事の経験が豊富な人にほど、活かしたいと考えている人にほど、転職サイトは必須。プロや、先輩転職者のデータと共に戦いましょう。

4年目に突入し、3年間頑張ってきた仕事・業界の知識は確実にあなたの中に蓄えられています。この仕事が合ってないとしても、向いてないとしても、その知識だけはあなたを裏切らない。

その知識を活かしたいのなら、転職サイトの力を借りて「知識を活かしながら自分に向いてる仕事ができる環境」を探しましょう!

転職は一人で戦うものじゃあありません。科学特捜隊や、ほかのウルトラ兄弟・先輩ウルトラマン方と共に戦う彼らのように、転職市場を戦い抜きましょう。