何の仕事をするかより、どこで働くかより、誰と働くかが大事だと思うミヤケンです。
人間関係は、仕事を辞める理由のトップクラスとして昔から語り継がれる絶対王者。仕事は所詮人と人との付き合いだから、合う・合わないがあるし、対立とか争いとかが生まれることもある。人間だもの、しょうがないんだ。
だから、人間関係が原因で仕事辞めたい病を患うのも仕方がないんだよなあ。
今回は、そんな「患ってしまうのも仕方がない」人間関係が原因の仕事辞めたい病の対処法を、紹介しましょう。
人間関係の悩み、定番の対処法を知ろう!
人間関係の悩みは、誰にでもある程度はあるものだけど、深く複雑なものになりやすいです。一度人間関係がややこしいことになると良好にするのは難しいけれど、仕事辞めたい病を和らげることはできる! みんなが実行している定番の方法とは?
まずは、身近な人に相談
人間関係が原因の仕事辞めたい病の対処法としてとても定番と言えるものだけれども、相談するというのは、すごく大切ですよ。相談する相手は、最初は身近な人にしておきましょう。
ミヤケン的には、仲がいい先輩、仲がいい同僚、歳が近い友人に相談したいです。
特に仲がいい先輩がいるなら、その人に相談するのがいいと思います。先輩も過去に似た悩みを乗り越えた経験があるかもしれませんし、相談した後は気にかけてくれるようになりますよ。
仲がいい先輩・同僚がいない人とか、職場全体がギスギスしちゃっている人とかは、歳が近い友人がいいと思います。歳が近い友人はあまり遠慮しないでストレートに話が出来るから、的確なアドバイスも解決方法も、愚痴の受け答えもしてくれるんじゃないかなあ。
我慢ならないなら、人事の方に相談だ!
人間だから、どうしても我慢ならないことがありますよね。先輩や友人に相談するだけじゃあ収まらないようなことがあるなら、人事の方に相談するのもいいと思います。仕事辞めたい病の対処方法としても、一般的だからね。
たとえば、上司との人間関係とか、職場内イジメとか、パワハラ問題は人事の方の領分。
無理をしないで、相談してみましょう。
自分にやさしくして、人にもやさしくする作戦
人間関係の悩みに対処するとき、人にやさしくするという方向もいいんだけど、まずは自分にやさしくすることが大切です。特に、仕事辞めたい病に発展してしまっているときには、自分を肯定してあげましょう。
人というのは、自分の存在を誰かに肯定してもらいたいと常々思っているものだと言われています。承認欲求というものですね。これは、ボクたち人にとっては普遍的なことです。
自分を褒めたり、認めたり、ねぎらったりすることは、自分の心を満たしてくれます。
人と関係を持つとき心が満たされるのは、自然と自己肯定をしてくれているからなんだろうなあとミヤケンは思うんです。人間関係に悩みを感じたり、苛立ちを感じたりするのは、その自己肯定が弱いとか、逆に自己否定になってしまっているとか、そういうことに原因の一端があります。
だから、自分自身を褒めてあげましょう!
仕事が成功したらケーキを買って帰るとか、頑張る自分にご褒美をあげるんです。
こうすることで人間関係に余裕が生まれ、笑顔が多くなり、人から反感を買いにくく、好かれやすくなりますよ。
そうして余裕が生まれたら、人の自己肯定感を高めてあげるために褒めたりねぎらったりしましょう。自分にやさしくしていたら、自然と人にやさしくなれます。人間関係、これでかなりマシになるんじゃないかな!
仕事辞めたい病も、自然と克服しますよ。
修復不可能な人間関係は転職でリセットするしかない
人間関係を改善する方法もあるし、仕事辞めたい病を改善する方法もあるんだけど、どうしても修復不可能な人間関係をリセットするには転職しかありません。
一度固まった人間関係は、なかなか変わりません。
「あの人印象が良くなったなあ」と思うことはありますし、「いがみ合うのもバカみたいだなあ」と思うことはありますよ? だけど、一度突き放した人に対してやさしくすることは難しいんです。プライドもあるし、なんだか認めにくいんだよね。
だから、人間関係を変えたいなら、転職するのが一番の近道です。改善するには、かなり骨を折らなきゃあならないんですよ。
ただ、人間関係を入職前に知るのは難しいと思っちゃいますよね。もちろん、求人を見るだけだとわかりません。わざわざ「こういう人間関係を築いていますよ」と書く会社は少ないだろうし、他に書くことがあるだろうと思いますし…。
入職前に求人先企業の人間関係を知るには、転職サイトを使いましょう。
転職サイトの職場調査によって、職場の雰囲気とか人間関係とかがデータとして記録されていることがあります。「人間関係が気になるんですけれど」と相談すると、そのデータを引っ張ってきてくれるでしょう。
だから、人間関係を変えて仕事辞めたい病を克服したいなら、転職サイトを使って転職だ!
転職後が本番だよ! 良好な人間関係を作ろう
良い人間関係の職場に転職したとしても、自分がそれを台無しにしてしまうと目も当てられませんよね。
人間関係が原因の仕事辞めたい病克服のためには、転職後が本番なんです。まずは、嫌われないようにする方法を知りましょう!
- 転職先の会社のやり方に合わせよう。前の会社は…は禁句。
- 仕事のことは質問しよう キャリアがあっても勝手に判断しちゃダメ
- 役職付の人は、役職名で呼びましょう
転職後、一番嫌われる人は「仕事のやり方を変えない人」です。同じ業界・職種だとしても、会社によって仕事の方法は違います。前の会社の方法のほうが効率的だとしても、それを言ってしまうと反感を買うんですよ。
もちろん効率を考えるなら進言したほうがいいだろうけど、それは職場に十分馴染んだ後の話。そして、「前の会社は…」と言わないで、「自分はこう思う」と自分の意見として進言するようにしましょう。
また、同じ仕事だとしても、何かがあったらすぐに質問するようにしよう。勝手に判断して間違っていたら、嫌われてしまいます。
あとは、役職付の人は役職名で呼ぶと当たり障りがなくていいですよ。名前で呼ぶと失礼だと感じる人もいますから。
とりあえず、嫌われなければ大丈夫!
あとは、元気よく笑顔を大切に挨拶を忘れなければ、良好な人間関係が作れますよ。
人間関係が原因の仕事辞めたい病は、心に余裕を作ったり、転職したりすることで解決できます。逆に言えば、人間関係の問題はそういうこと以外で解決するのは難しいんですよね。
だから、まずは自分にやさしくしたり相談したりして余裕を作って、ダメなら転職を考えましょう。
いい職場を選んだら、自分が嫌われない限り大丈夫!
何をするか、どの会社に勤めるかより、誰とどのようにして働くかが肝心、ですよ。