楽しくない仕事と、楽しい仕事、どちらかを取ってもいいと言われたらどっちを取る?
…というのは、あまりにも愚問かなあ。どちらかを選ぶ機会があるなら、そりゃあ楽しい仕事を取ると思うんです。自分から「楽しくないから辞めたいなあ」と考える人も多いんじゃないでしょうか。だけど、与えられるのと自分から機会を作るのとじゃあ違いますよね。
仕事が楽しくないという理由で辞めてもいいの? みんな楽しくない仕事を続けているのに…。
ミヤケン語りたいんです。そこで今回は、仕事が楽しくないから辞めたいと思う人は、もう少し楽観的に転職を考えてもいいという話をしましょう!
仕事と楽しさについて考えてみた
仕事はつまらないものだとか、楽しくないものだとか、そういう考え方って一般的にあると思うんです。だけど、本当にそうなんでしょうか。それが普通だとしたら、楽しくないから辞めたいと考えるのは落伍者かはみ出し者か? いやいや、そうじゃないはずです。
仕事は楽しくないものというのは、間違い
楽しくない仕事も、楽しい仕事も本質的には存在しません。
ミヤケンらしからぬ哲学的な話になってくるけれど、普遍的に楽しくない仕事も楽しい仕事もありませんよね。個人の感じ方の違いにより「楽しくない」「楽しい」と感じるだけ。仕事は楽しくないものだと断定している人は、自分がそう感じている仕事を続けてきたから、他人もそうあって欲しいと願っているんだとボクは思っています。
仕事が楽しくないものだというのは、そういう人が作った幻想です。
または、「楽しくない仕事でも続けてもらわんと困る」と考えた、お偉い人たちが作り出した社畜主義と言えます。「社会の歯車」という言葉がボクらの国にはあるけれど、仕事は楽しくないものという断定は、歯車を作るための方便なんです。
概念としては、どこにも存在していません。
仕事の楽しさは捉え方次第、転職したほうがうまくいく人もいる
仕事の楽しさというのは、個人の捉え方次第で変わります。
だから、楽しくないと感じたものは仕方がないんです。別にその仕事が悪いわけじゃないだろうし、あなたが悪いわけでもありません。甘えていると言われることもあるかもしれませんが、ただ合わなかっただけです。
仕事が楽しくないということに、悪い人はいないんだよ?
それを理由に辞めたいと思っても、いいじゃない。
楽しくないと思ったことを無理して続けて、何か成功したことはありますか? 勉強も、「この科目好きじゃない」と思っているものより、「この科目少し好きかも」と思っているものの方が捗りますよね。その分点数も取れるはずです。
嫌いな科目と苦手な科目は、ある程度一致したことでしょう。
もちろん、好きな科目も苦手な科目になり得るけれど、嫌いな科目は得意科目になり得るかというと…難しいんだなあ。好きじゃないから努力しない、だから得意科目にはなれないんだよ。
仕事も同じじゃないかな?
楽しくない仕事を続けても、楽しいと思っている人の半分以下の努力しかできないと思います。成果もうまくあがらず、出世も昇給も人より遅れてしまうわけです。仕事を辞めるよりも、そっちの方が人生の落後者じみてきて嫌ですよねえ。
もちろん、楽しくないことも努力する性格の人はそうならないと思うけど…。
辞めたいなら、そうじゃないと思うから、転職を考えたほうが有意義だと思います。
転職したほうが、人生うまくいく!
楽しい仕事とは、楽しいとは何かを考えよう
仕事が楽しくないから転職するのはいいけれど、じゃあ楽しいと感じられる仕事というのはどういうものなんだということが問題になりますよねー。ミヤケン的には楽しいと感じることには傾向があると思うんです。その傾向を見れば、自分が楽しいと感じる仕事を探しやすくなるんじゃないかなあ。
楽しい気持ちは、絶対的なもの
絶対と相対という言葉があるけれど、楽しいという気持ちはいつも主観的&絶対的だと思います。わざわざ何かと比べて楽しいと結論付けることも可能だけど、そんなことしなくても「これは楽しいとわかりますよね。
美味しい料理を食べたときも、「あれよりウマイわあ」と思う前に「ウマイ!」と思うでしょう。比較して相対的に考えるのは、その後「そういえばあの時食べたあのお店のよりおいしい」とぼんやり考えるくらいだと思うよ。
だから、自分の主観を頼りましょう。
仕事内容を調べて「楽しいだろうなあ」「楽しそうだなあ」と感じたものは、あなたにとって楽しいものの可能性が高いですよ。
Don’t think. Feel!
楽しいという気持ちは絶対的なものだと語りましたが、本来「楽しい」ということはことさらに考えるようなことじゃないんです。美味しいものを「ウマイ!」と感じるのは、ある意味反射的ですよね。食べた瞬間、脳が勝手に「うまい」と感じている「反応」なんです。
「楽しもう」と意識的にするようなことじゃなく、自然と楽しいと感じるもの。
だから、難しいことを考えても答えは出ません。
楽しい仕事を見つけるコツは、ただひとつ。色々な仕事の求人を見たり、色々な仕事を調べたりして「どういう仕事があるか」という見分を広げることだけ。そうして、自分がどういう反応をするかを探りましょう。
楽しいというのは、反射!
「考えるな、感じろ」というブルース・リー理論。
楽しくない仕事を辞めたいと思ったとき、今から出来ることをやろう
楽しくない仕事から楽しい仕事に転職したいと思ったとき、すぐに出来ることがたくさんあります。たとえば、新着求人に常にアンテナを張ること。1週間に2度くらいは転職サイトを見るとか、転職サイトに登録して求人紹介を受けるとかね。
そして、気になった求人の職種とか業界とかに関してネットを使って調べましょう。転職サイトを使うなら、キャリアコンサルタントに「この仕事どういうことをするんですか?」と聞いてみたらいいと思います。答えてくれますよ。
また、職種図鑑のようなものを買ってきてもいいかもしれませんね。
あとは、転職活動を始めておこうということをミヤケンは言いたいです。今の仕事はつまらないけれど、辛いというわけではないと思います。だから、働きながら転職活動をしましょう。
自分が楽しいと感じることを見つけるのは、案外時間がかかりますからね。
ゆっくりと、探せばいいと思いますよ。
仕事が楽しくないと感じたから辞めたいと思うのは、人にとって自然なことだとミヤケンは思います。人生の大部分を仕事に捧げるんだから、「楽しいと感じる」という見返りがあったっていいじゃないですか、ねえ?
楽しい仕事を見つけるには、考えるより感じることに素直になろう。客観より主観、相対より絶対! 常にアンテナを張りながらも、気張らずにゆっくりと転職先を見つけましょうね。