入社1年目、神にすがる。

そんな人、結構多いんじゃないかなあと思うボクミヤケン。1年目にして、なんだか仕事が楽しくない、失敗も多いし、もしかしたら今の仕事は向いてないんじゃないか? と思い始めて、どうしたらいいのかわからず神頼み。

神様どうか! 来世は天職に就かせてくださーいと。

来世と言わずこれから、転職DE天職! 考えてみたらいいんじゃないかな。

今回は、ミヤケンが思う「1年目で仕事が合ってないと感じたら、どんな風に転職に挑めばいいか」を語りたいと思います。

1年目で「向いてない」ということの真実

看護師1年目にして、向いてないと悟った人。他のツイートも見てみると、職場の人間関係に恵まれていないことと、自分自身あまり仕事がうまくできていないことと、いろいろなことが理由になっているみたいですね。

自覚しているところに周囲がさらに自信喪失させてきている感じだと思いますけれど、「時間が経てばできるようになるとかない」というのは確かになあと思わされます。

時間が経てばできるようになることもあるけれど、向いてないことに関しては違うんですよね。

時間をかけても、人並み以上は難しいんです。だから、周りから無能だとかいろいろ言われることになり、自信喪失してさらに仕事に対するやる気を失ってしまう。負のループ!

ただ、向いてないというのは自分自身に対しての言葉、人から言われる分には無視しましょう。「使えない」と言われたとしても、「1年目だから当然」ですからね。

だから、人から向いてないと言われて悩んでいる人は今の仕事を続けてみたほうがいいと思います。本当に向いてないかどうかは、他人が決めていいことじゃあありませんから。

自分自身が「向いてない」と気付いたという人は、仕事を辞めましょう。時間が経てばとか、3年続ければとか、どこにも保証がないんだから。3年経ってダメだったときには「時間を無駄にした」と後悔すると思います。

だったら、今のうちに向いてる仕事を探したほうがダメージが少ないですよね。

仕事が合ってないか、自己判断し、転職成功させる方法

今の仕事が自分に合ってないかは、自己判断するしかありません。そして、辞めるべきかどうかもまた自己判断するしかないということです。だけど、そうは言ってもミヤケンには、皆さんの力になりたいという身勝手な願望があります。

だから、ボクが実際に行った「向いてない、合ってない」という自己判断をする方法と、転職の考え方を紹介しましょう!

苦痛と楽しさの割合

能力的な向き不向きよりも、実は精神的な向き不向きのほうが重要だとミヤケンは思います。能力的に向いていたとしても、性格的に合わないとか悲惨ですよ? 仕事はできるけど楽しくなくて、苦痛で苦痛でしょうがないというのはなかなかに救われないし報われない…。

だから、その仕事が合っているかどうか、辞めるべきか続けるべきかを判断するときは必ず「精神的な向き不向き」を考えましょう。

そのために、今の仕事における苦痛と楽しさの割合がどれくらいかを考えてみてください。ここ1年間、どれくらいの苦痛がありましたか? 苦痛を感じる頻度は? 反対に、どれくらい楽しいことがありましたか? そしてその頻度は?もし、苦痛:楽しさ=7:3以上に苦痛が大きいなら、精神的に向いていません。

仕事は確かに苦しく辛いことがたくさんありますが、たいていその割合は「5:5」とか「6:4」くらいのものなんじゃないかなあ。活き活きと働いている人を見てみると、「辛いこともあるけど楽しいことも同じくらいある」と言わんばかりの清清しい顔をしていませんか?

逆に、仕事が辛いという人は「楽しいこともあるけど辛いことのほうが大きい」んです。

辛い状態を続けると、うつ病になる可能性が大きいから、辞めるべきです。

これからのキャリアを考えよう

今の仕事は向いてないとしても、今の仕事を踏み台にして次のステップに進むとしたらどうでしょう。「上流工程の仕事がしたい」とか、その仕事の次に待っているキャリアに興味がある人も多いと思います。そういう人は、今の仕事が向いてないからと1年目に辞めるのは早いかもしれません。

3年経てばある程度キャリアを進めることができるようになります。たとえば、ITエンジニアだと「ひたすらコードを書く仕事」から「システムの保守をする仕事」に就いたり、「アドバイザー」になったりという選択肢が出てきますよね。

キャリアを進めれば仕事内容も変わり、適性も変わります。

今の仕事の先に興味があるなら、我慢してでも続ける意味はあると思うんですよ。キャリアを進めたときに「あのときがんばってよかった」と思える可能性があるからねー。

だけど、興味がないなら続ける意味はそれほど無いんじゃないかなあ。そして、先のキャリアに興味が持てないというのも、また「仕事に向いてないこと」の判断基準だと思います。

1年目、神にすがるな

仕事に向いてないとか、この先のキャリアに興味が持てないとか色々な理由から「転職しよう」と決意したら、すがるべき相手は神じゃなく転職サイトだとミヤケンは思います。キャリアコンサルタントによる親切なサポートと求人紹介こそ、「向いてる仕事を探す近道」なんですよ。

キャリアコンサルタントに「今の仕事が向いてない」と伝えてみましょう。「それはどうして?」と聞かれるから、精神的に向いてないと思う理由とか、能力不足とか思いつく限りで語ってみてください。そうしたら、「あなたにはこういうのがいいかもしれませんね」とオススメの仕事を教えてくれます。

味と香りの好みからワインをオススメしてくれるソムリエみたいに、バッチリ向いてる仕事を探してくれますよ。

もちろん、オススメされたあとにテイスティングしないと本当に好きかどうかはわかりません。その仕事について調べるという努力は必要だけれど、膨大な量の仕事からひとつを探す労力に比べれば楽ですよねー。

世の中は仕事にあふれてるんだから。

転職サイトに頼ろう。

そして、向いてない・合ってない仕事は特別な理由が無い限り、無理して続けなくてもいいです。世の中は仕事にあふれてるんだから。

1年目、仕事が向いてないと確信を得たなら転職したほうが、社会人として人間として成長できるとミヤケンは思います。だけど、人から言われて「そうなのかなあ」と感じているという人は、少し待って。他人からの暴言を気にするんじゃあなくて、自分自身で向いてるかどうかを決めましょう。

そして、仕事にあふれた世の中、自分に合った天職は必ずあるから、見つけるため動き始めよう。