銀行員1年目、期待と不安に胸を膨らませて入行したけれど…既に辞めたい!

そういう人は多いと思うんですよ。「入行1年目だけどクソだと思う」とか「1年目だけど銀行キツすぎワロた」とか言っている人、ネット上に結構いますしねー。

1年目で既につらい実態があることに気づく人が多いというのは、ある意味銀行特有なのかなあ? ほかの業界より明らかにそういう人が多い気がします。

今回はそんな1年目にして銀行員を辞めたいと考えている人に、ミヤケンなりのアドバイスを転職前提に紹介しましょう!

進退は早めに決めたほうがいいと思うよー!

銀行員1年目から辞めたいと考えたとき、「まだ早いのかなあ」「1年目だしなあ」と躊躇する気持ちも同時にあると思います。だけれど、銀行は「辞めようかどうしようか」と考え始めちゃったら、早めに決断したほうがいいとミヤケンは思うんですよ。

銀行員の給料アップは4年目以降と言われていますし、給料が上がるようになって仕事が楽しくなる可能性もあります。だけど、中途半端に続けて2年目・3年目になって「やっぱ辞めよう!」と思う可能性もあるんですよね。

どちらの可能性もあるから、決めるのは難しいと思います。

ただ、これだけは確実なんです。

中途半端な気持ちで続けても、銀行員として高級取りになることはできない! 夢溢るるバリバリな銀行員生活を送れるのは、迷いなき精神の持ち主だけだとミヤケンは思うんです。

人よりたくさん稼ぎたいという人も、銀行に入った人の中には多いと思うけれど、そういう人は一握り。覚悟と迷いなき精神を持たないとダメ。

今、自分に問いましょう!

銀行員として稼ぎ続ける覚悟はある? 私生活を多少犠牲にしても、金を稼ぎたい?

NOだったら、1年目の今から辞めてしまいましょう。

1年目の銀行員、転職市場で活用できる強みは?

若手銀行員って、転職市場でとてもとても需要があるんですよ。なんとなく考えてみても、「銀行員でした」と言うだけで、どことなく「デキル人」っぽくないですか? もちろん、需要が高い理由はそれだけじゃあないけどね。

ただ、1年目ともなると「銀行員」としての評価はそれほど高くなりません。

評価される点と言えば、「ビジネスマナー」「事務処理能力」「明るそうなイメージ」があるだろうと考えられるところくらいだとミヤケンは思います。だけど、1年目からこれだけの強みを持って転職できるというだけで、とてもとてもありがたいんです。

まとめると、「社会人として最低限の能力と素養+明るい人柄っぽいイメージ」が強みになるというわけですね。

転職先は、銀行員としての知識を活かして…というのは難しいけれど、銀行員として抱えている悩みを解消するためにまったく別の業界を選ぶというのはそれほど難しくはないかもしれません。

どんな業界・職種がオススメなの?

  • 飲食・サービス業(間接部門が人気だよ)
  • WEB業界(手に職!)
  • 医療事務(一般職に人気)
  • 不動産業界

最初から「飲食・サービス」は意外かもしれないけれど、意外と銀行員からの転職先に選ぶ方が多いみたいです。なんとなく銀行員からは程遠いイメージがあるからこそ、悩み解消のためにいいんじゃないかと判断する人が多いということなんでしょうね。

総合職の人には経営関係の間接部門が人気の様子で、一般職の人には実際に店舗で販売・サービスを行う仕事が人気の様子。

また、WEB業界は現在も成長中な業界ということもあって人気が高いです。

WEBは、基本的に、最近転職を志す人の中で人気がある業界なんだと思います。技術を身につけて転職を付け安定性を高めることができるだけじゃなくて、成長する分野で伸び伸び営業活動ができるのも魅力的じゃないかな。

ボクもWEB業界で働く人間のひとりとして、オススメします。大きめの会社だと役割分担がされていて、技術分野が偏りがちになるけれど、中小企業ならWEBの仕事全般を経験できていいですよ。WEB含むIT系は体育会系の職場が少ないし、営業じゃない限りノルマは特にありません。残業時間は会社によってピンキリだけど、求人選びを慎重にしたら問題ありません。

また、銀行員のまじめなイメージや専門知識に強いイメージなどが、転職のときに役立つんじゃないかなあと思います。

医療事務は、一般職の女性に人気の仕事です。銀行と同じく「専門的な知識が必要な事務仕事」というイメージから選んでいるんだと思います。病院・クリニックの数が多い地域だと求人は結構たくさんありますし、案外穴場の転職先なのかもしれません。

もちろん、業界を選ばずに一般事務で探す人も多く、個人的にもオススメですよ。銀行員1年目としての強みを事務職で活かせますからね。

不動産業界は、金融系と知識分野が近いからなじみ易いと思います。ただし、ガンガン稼ぎたいという思いが銀行を辞めたいとしてもまだ残っているという人にオススメという感じです。それ以外の人には、あまりオススメできません。

銀行員1年目の転職は誰かに相談しよう!

銀行員1年目の転職は、「銀行員の転職」「銀行員の実情」の二つに明るい人に相談しましょう!

銀行員というイメージがいい仕事と言えど、1年目から転職するというのはやっぱりイメージが悪いんです。これはしょうがないことで、どうしようもありません。銀行員効果で多少マシにはなるんだけれど、誰にも相談しないで転職活動をするとその「マシになる」というのもナシになる可能性があります。

ボクがさっき語ったような、銀行員1年目の転職市場における強みも、それを最大限相手に伝えられなきゃあ意味がないんです。

だから、転職を相談して伝え方を勉強する必要があります。

相談先としてミヤケン的にオススメなのは、転職サイト。

普段からいろいろな人の転職サポートをしているから、銀行員をサポートしたこともあると思います。それに、担当キャリアコンサルタントは「チェンジ可能」なんですよね。だから、もし銀行員の転職に弱い人が担当についたとしたら、チェンジしてもらうことができます。

まあ、銀行員というプロフィールで登録したら、普通は銀行員の転職に強い人を担当につけると思いますよ。

とにかく、キャリアコンサルタントに「強みの効果的な伝え方」や「銀行員からの転職先にオススメの候補」などなどを聞いてみてください。ボクが紹介したのとは違う業界や職種を紹介してくれると思うし、効果的なエピソードを交えた伝え方とかも教えてくれると思いますよ。

1年目だけど銀行員を辞めたい! と思ったとき、まず考えてほしいのは、銀行員を長年続ける覚悟があるかどうかです。

銀行員としてたくさん稼ぎたいのか、銀行員じゃあなくてもいいのか…。また、別にたくさん稼ぎたいわけじゃあないんじゃないかということも、胸に手を当てて考えてみましょう。

NOだったら銀行員の転職に詳しい人に相談しながら、自分の悩みを解消できる業界・職種を選んで、転職を成功させようね!