こんにちは。営業マンに向いていないにもかかわらず、気づくのが遅くて約2年立派に務めあげてしまったミヤケンです。

ボク、思うんですよ…。営業職は、向いてない人にとってあまりにキツいし、辛い仕事だなあって。

向いてない人が営業を続けても成績が伸びないし、あまり稼げないし、続けるメリットもなんだか少ないですよね。そんな仕事を続けるのはキツすぎ!

だったら、向いている仕事に転職しちゃおうよという話を、今回はしたいと思います。

営業が向いていない人の特徴を知ろう

向いている仕事が何かを考える前に、自分に営業が向いていないのかどうかを客観的に判断しましょう。

営業が向いていない人の特徴を、よく言われていることに絞って紹介します。こういう人は営業を続けるのがキツいんじゃないでしょうか?

コミュ力が弱い人

営業は人と関わる仕事だから、人と関わるのが苦手という人は向いていないんですよね。ただ、私生活は苦手だとしても、仕事だとスイッチが入って大丈夫という人もいます。そういう人なら、営業職も大丈夫でしょう。

ただ、私生活も仕事も関係なく、人と関わる機会が多いことにストレスを感じる人は無理に続けない方がいいと思います。病んでしまいますからね。ストレスになるというほどでないにしても、仕事だからと言ってスイッチの切り替えができない人も向いていないでしょう。

他責思考をしてしまう人

営業の仕事というのは、ボクが思うに「自分に責任を追及する人」に向いている仕事なんですよ。営業がうまくいかないとき、「商品が高いからかなあ」「会社の知名度が低いからかなあ」と自分以外に責任を求めてしまう人は、営業の仕事が向いていません。

商品が高くても、知名度が低くても、契約を取ることが仕事だからねえ。

営業がうまくいかないとき、商品のデメリットとかを考えることは良いことだと思います。だけど、責任はあくまでも自分にあると考える人じゃないとダメなんじゃないかなあ。じゃないと、「どうしたら売れるか」ということを考えられないと思いますよ。

他責思考の人には、営業はあまりにキツすぎるんじゃないかなあ。そういう自分にも、嫌気が差してくることがあるだろうし…。

自己管理が苦手な人

営業の仕事は、社員ひとりの裁量が結構大きいんですよね。

目標は上から課せられているけれど、それをどのように達成するかは任されています。だから、目標を達成するためにうまくスケジュールを立てて、自分の行動を管理しないといけません。

自己管理が苦手な人は、このスケジュールを立てて実行するという部分がうまくいかないんじゃないでしょうか? だから、営業職に向いていないと言えます。自分をうまく管理してコントロールすることが、大事なのかも。

完璧主義の人

営業には、完璧なことなんてありません。

営業はデータとだけ向き合う仕事じゃないじゃないですか。営業の仕事には、必ずお客様という人間がいます。人は、自分の思う通り完璧に動いてくれません。自分が考えていた策が突然使えなくなることもあるし、考えていた通りに事が運ばないことの方が多いですよね。

完璧主義すぎると、そういうときに対応が遅れることがあります。

営業の仕事は、「相手に合わせて、相手と話ながら策を考える」ことが求められるんですよね。出たとこ勝負と言えるかもしれませんけど、それが苦手なら営業職は向いていないのでしょう。

完璧主義の人には、辛いだけだと思います。

営業に向いていない人に向いている仕事は何だろう

営業の仕事が向いていない、辛いと感じるのなら、自分に向いていない仕事を探したらいいわけですよね。

向いている仕事は、向いていない仕事を裏返せば見えてくるものだとミヤケン、思います。営業に向いていない人の特徴を逆手に取りましょう。

向いていない人の多くは、一般事務に流れる

営業マンに向いてない人は、一般事務に転職することが多いように感じます。ネットにも「一般事務に転職しました」という人の体験談があるし、Twitterにも営業から事務に転職しましたという人の声がたくさん寄せられているんですよね。

たとえば、こういう声。

逆に、事務が向いていないから営業に…という人もいますねえ。

事務の仕事は、「仕事で人と関わるのが苦手な人」にとっては良い転職先の候補になっているみたいですね。

ミヤケンは、それだけじゃなくて「他責思考の人」「自己管理が苦手な人」「完璧主義な人」にも事務は向いていると言えると思います。

事務の仕事は無理して自分を責める必要がありませんし、だからと言って他人を責めたくなるような場面になることも少ないです。

目標が決められているわけではないから、自己管理が苦手でもなんとかなります。仕事内容も書類作成や整理が多いから、不確定な要素が無くて、完璧主義な人に向いていると言えるんですよね。

総合的に、営業に向いてない人の特徴に反しているのが事務ということです。

ただ、給料が低くなることは覚悟しておいた方が良いかもしれませんよ? 一般的に、事務より営業の方が給料が高いですから。一方、休日は事務の方が多くて、残業は事務の方が少ないみたいです。

人事職も向いているんじゃないかなあ

「少しは人に関わる仕事がしたいけど、他の特徴から営業に向いていない」

そういう方には、人事職という選択肢があります。人事の仕事は人と関わる仕事だけど、営業みたいに直接利益として関わるわけではありません。営業の仕事をすると、利益が絡むから人と関わるのが怖くなるんですよね。

人事は、お客様と関わることが無く、社内の人間と新卒の学生と関わることが多いです。

営業としての「人と関わることの悩み」は、消せると思います。どんな部署であれ、人事の仕事は違う部署の仕事の経験が活きる仕事。「人事には営業経験が必要」と語る方も多く、経験を活かしたい人にもオススメできます。

完璧主義な人は経理がいいよ

完璧主義だから営業に向いてない、辛いという人には「経理」が合っていると思います。

経理の仕事は、完璧主義が求められる仕事。営業職には邪魔になっている自分の性分が、今度は逆に必要とされているんですよ。邪魔とされる仕事より、求められる仕事の方がやりがいも大きいと思います。

数字を追う仕事、寸分の狂いも無い仕事を要求される経理だからこそ、完璧主義は輝くんだなあ。

こういう選択肢もある! ザックリ紹介

  • トラックのドライバー
  • 工場の仕事
  • 警備員
  • 清掃員
  • SE

トラックのドライバーは人と関わる機会が本当に少ないです。運転中はもちろん一人だし、荷物を積むときと降ろすときくらいしか人と話しません。

工場の仕事は職場の人間関係がありますが、仕事だからと外部の人と話すことは無い点で安心です。働く人の管理が徹底しているから、自己管理が苦手な人も「職場が自分の管理をしてくれる」から働きやすいんじゃないかなと思います。

警備員・清掃員に関しても、一人で黙々やる系の仕事だから、営業が向いていない人には向いてそうですよね。自分も他人も責める必要が無いだろうし、そういう意味でも気が楽だと思います。

SEは、技術を付けられるし、会社の人と話す機会も少ないしオススメ。特に、営業職共通の悩み「技術が付かないんじゃないか」というものと無縁というのが、いいですよね。向き不向きの問題と一緒に、悩みも解消できそうです。

営業の仕事は、向いてない人はノルマ未達で怒られてばかりになったり、成績が伸びず苦しんだりしてキツすぎる仕事だと思います。

良いこともあるかもしれないけど、辛いことばかりが記憶に残ってしまうんじゃないでしょうか。

事務職・人事職・経理・SEなどなど…自分に向いている仕事を探して、転職しちゃった方が仕事が楽しくなると思います。

給料が下がる仕事もあるかもしれませんが、向いてない営業でくすぶっているよりも、最終的には良くなるんじゃないかな!

ミヤケンは、そう思います。