『イケない太陽』のメロディで「売れない営業ー!」と叫ぶとスッキリすることに気づいた、ミヤケンです。

新卒1年目、「全然売れない、ボクは仕事ができない奴なのか」と悩んでいるみなさん。新卒1年目で売れないなんていうのは、よーく考えたら当たり前の話なんですよ。まずは無駄に詩人喪失していなくてもいいとミヤケン言いたい!

今回は「売れる営業マンになるためにどうしたらいいか」と「辞めるべきなのか」の二本立てで、新人営業マンを語ります。

売れる営業マンとは?

売れない新人営業マンが気になるのは、売れる営業マンとはどんな人かということだと思います。

以前にも向いてない人でも売れる営業のコツのようなものを紹介しましたが、今回はもう少し掘り下げて語りますよー。これが売れる営業マン、です!

上司の言う「売れないやつは…」を信じるな

上司は、新卒1年目の新入社員にもお構いなく「売れないやつは…」と言ってきます。これは焚きつけているだけれど、その言葉で自信を喪失する新人はか・な・り多いです。上司の言うそういう焚き付けの言葉は、ほぼほぼ嘘ですよ。

新卒1年目からバンバン売れる人のほうが、稀なんです。

1年目のうちはノルマ未達なのが当然で、たまにノルマ達成できた月があれば「すごいじゃん!」という感じなんだよなー。

営業の基本というのは、トライ&エラーとプロファイリングなんです。「試して失敗して、分析して成功に繋げる」ことによって、「こういう人にはこういう営業をする」と成功のために線路を引くのが売れる営業マン。

売れるようになるには、経験が必須と言えます。

以前も語った、不向きの仕事でも売れる方法

以前、『自分は営業に向いてない、仕事が合ってないと感じている人にアドバイス』という記事で「営業に向いてないと思う新人営業マンでも売れる方法」を営業マンに聞いて、紹介しました。基本的には、心理学的なものの応用なんですよ。

相手に好かれて、契約を取ることが大事ということです。

この記事を読んでもらったうえで、これからする話を読んで欲しいなあ…。

これからする話も、知り合い営業マンが語っていた内容です。要は以前の記事の続きみたいな感じだと思っておいてもらえると嬉しいですね。

雑談をしない営業は売れない説

雑談をしない営業は、ミヤケン思うに売れません。

たとえば飛び込み営業をしてきた営業マンが、急に自社商品の話をし始めたらどう思うでしょうか。手っ取り早くていいと感じる人は多分稀で、「ぶしつけ」「なんだ急に」とマイナスの感情を抱くんじゃないかなあ。

相手に好かれる人になることが、売るための方法だと紹介しましたが、そのためには雑談が絶対的に必要です。営業活動をするとき「早く紹介しないと」「契約を取らないと」と焦るあまり、ここをおざなりにしたら絶対に売れません。

新人営業に意識して欲しい「話題」のコツ

雑談から提案に繋げるのがうまい営業マンの手法なんだけれど、このときは「話題」も大事なんですよ。

絶対にやっちゃいけないのが、自社の話ばかりすることです。契約の提案に繋げないといけないからと自社の自慢とか、自社に絡めた雑談をする人、多いんじゃないかなあと思います。だけど、人間関係のことを考えればわかる通り、「自分の話ばかりの人」はツマラナイんですよねー。

大事なのは、相手の話を傾聴し、共感し、提案することです。

たとえば小さな商店や飲食店の広告を扱っている会社の営業なら、契約に繋げるための「傾聴」というのは、こういう感じかなあ。

「本当いいお店ですよねえ。これならお客さんたくさん来るんじゃないですか?」

その答えをしっかり目を見て真剣に聞き、答えに対して「ああー、そうなんですねー。わかる気がします。だけど、〇〇じゃないですか」と共感するんです。

大事なのは共感した内容がネガティブなものの場合、相手の気持ちを上げるための一言を添えること。この例の場合だと、〇〇には「いい商品が多い」「面白そうなメニューがある」というような言葉が入ります。

最後に「それをもっとアピールしてみませんか?」と提案するんです。

「アピールしたほうがいいです!」「こうしたほうがいいです」と断言するよりも、提案という形のほうが人は受け入れやすいという心理があります。

また、商品の提案は複数の選択肢を提示することも大事です。

選択肢が複数あるほうが、提案の押し付け感が減りますからね。

「仕事ができない=営業に向いてない」という可能性もある。転職も視野にいれよう

営業の仕事ができないと思っている人に、仕事を続けながら現状の不安を解決する方法を紹介してきました。

結局、辞めないほうがいいの? と思うかもしれませんが、どうでしょう? 辞めたい気持ちが大きくはないですか? 売れない以外にも営業の仕事に明らかに向いてないとか、努力をしたいと思えるほど情熱を持てないとか思っている人も多いと思います。

それもわかるんですよねー。

だから、辞めるのもアリではないでしょうか。

しかし、続ける選択肢もアリだとミヤケンは思います。

とりあえず、売れるための努力を続けてみてみるというのはどうでしょう? そのとき、たとえば「2年目の夏までに結果が出なければ辞める」とタイムリミットを設定して、ダメなら辞めちゃうんです。

ミヤケン的には、それがベストだと思います。

転職活動をいつでも始められるように、転職サイトに登録だけでもしておくのもいいかもしれませんね。タイムリミットが過ぎたらすぐ転職、みたいな流れが理想ですから。

新卒1年目の営業が売れないのは、実は当たり前の話。罵倒する上司がいるかもしれないけれど、それを思いきりスルーしてやりましょう。売れるための努力をすることで、向き不向き関係なく売れる営業になることはできます。

とりあえずその努力を続けながら、タイムリミットが来たら転職するというのがいいのではないでしょうか。結論は、そのときまで取っておきましょう。