どうして、こんなに仕事ができないのか?

入社2年目、自分に爪を立てダメなやつだと今日も嘆く。自信を無くした社会人は今日もゆく。向いてないと思いながら勤め先に今日もゆく。真実を確かめる術を持たず今日も働く、サラリーマン達に光あれ!

2年目にして、仕事が向いてないのかもしれないと感じる人は多いです。1年目は多少仕事ができなくても「1年目だから」と納得できたけど、2年目になると「どうして?」と疑っちゃうんですよねー。

今回は、そんな疑いを持ち始めた人に、仕事の向き不向きの判断方法と、これからどうすべきなのかをアドバイスしたいと思います。

とりあえず、一旦休むのもアリ

仕事に関してアレコレ悩んでいる状態で働いても、答えは出ません。仕事に関する悩みを解決したいなら、一度仕事から離れるのが有効手段だとミヤケンは誰彼かまわず言ってまわりたい。西に「仕事向いてないのかな」と悩む声あれば、行って「休もう」と言い、東に…てね。

仕事の悩みは働いて解決しろという派閥もあるみたいだけど、悩み多きカップルが「一旦距離を置きましょう」と言うでしょう? それと同じで、一度距離を置いたからこそ見えてくる答えと言うのがあるはずだと思うんですよね。

ということで、「私たち一旦距離を置きましょう」と仕事に告げてみてください。

書を捨てよ、有給を取ろう!

それから、十分な時間を使って大いに悩みましょう。

人と比べない、過去の自分と比べよう

1年目とか半年とかで「仕事に向いてないのかなあ」と悩んでいるのなら、「同僚と比べたらわかる」というアドバイスをします。それは「1年目のうちに同僚と差が開くのはあまり無いこと」だからなんです。だけど、2年目になると同僚と差が開いてくるのが自然になってきます。

それならどうしたらいいかというと、過去の自分と比べたらいいんじゃないかな!

過去の自分に比べて、仕事がどれだけできるようになりましたか? まだ1年目と同じことで怒られているとか、1年目に比べたら多少は仕事ができるようになったとか、色々思うところがあると思います。前者のように「全然成長できてないなあ」と感じるのなら、今の仕事が合ってない可能性が高いです。

1年かけて成長できないなんて、なかなかあることじゃあありませんからねー。

それに、成長できていない自分に嫌気が差してどの道辞めたくなるでしょう? 実際、2年目なのに仕事が早くならないとかミスが減らないとかを理由に辞めたくなっている人、結構います。たとえば、こういう呟きが…。

どの道辞めたい気持ちがわいてくるのなら、「向いてない仕事より向いてる仕事を選ぶ」という前向きな気持ちで転職したほうがいいと思います。

前を向くという考え方

今、皆さんの意識は「仕事」に向いていると思います。向いてない仕事に、自分の意識を向ける。仕事のほうはというと、決して自分のほうを向いてくれないのに。つれない女に惹かれる純情男みたいに、仕事のことばかり考えてしまっている状態なんですよね。

ただ、ボクはこう言いたい。

大事なのは仕事が合っているかどうか、自分が仕事に向いているかどうかじゃなくて、自分が前を向いているかなんだって。

今の仕事を続けて、あなたは前を向くことができますか? 悩み続け、「俺ダメかもしんないなあ」と後ろを向いたまま仕事を続けることになりませんか? 転職したほうが、前を向けるんじゃないでしょうか。

もしも「そうだなあ」と感じたのなら、あなたは仕事の向き不向き関係なく仕事を辞めたほうがいい人です。少なくとも、ミヤケンはそう思います。

前を向ける仕事を探す方法

大事なのは向き不向きよりも、その仕事をしていて自分が前を向けるかどうか。前を向けない仕事は、自分に合ってない仕事と言えるんだけれど、問題なのは前向きに働ける仕事を探す方法ですよね。その方法と考え方を、ミヤケンなりに考えてみたいと思います。

好きなものより、若干興味がひかれるもの

向いてる仕事とか、合ってる仕事を探すとき、自分の好きなことを仕事にしようと考える人がいます。だけど、これってかなり諸刃の剣なんですよね。ミヤケンが思うに「仕事として好きなこと」と「趣味として好きなこと」は違うんです。それが一致する人もいるけれど、みんながみんなそうじゃあありません。

たとえば、特に普段から化粧をしない男性が化粧会社の企画の仕事を楽しいと言っていても何もおかしくありませんよね。

それに、今好きなことは、趣味として好きなことですよね。趣味は好きにやるからいいんであって、強制されて好きなようにやれなくなったとき、嫌いになる可能性が高いです。

だったら、それを仕事にするんじゃなくて、少なからず興味ひかれるものを仕事にしたらいいんじゃないでしょうか?

今好きなものじゃなくて、これから好きになる可能性があるものと言えばいいのかな。あとは、なんとなく「趣味にはできないけど興味がある」と感じることがあるということがあるけど、そういうのも前向きに働ける仕事と言えます。

だから、好きじゃなくて「興味あるなあ」というのを探しましょう!

職場環境も大事

前を向いて働くためには、仕事内容も大事だけど職場環境も同じくらい大事です。「仕事が向いてないから」と転職を始めた人は、そこにばかり意識が向いて職場のことを忘れがちになるかもしれないけど、しっかり意識しましょう。

仕事内容がよくても、職場環境がダメダメだったら、楽しく働けません。そこから、また「仕事が向いてないのかな」と勘違いしてしまうこともあります。

人間関係・残業時間・休日日数・福利厚生などなど、あなたが職場に求めたい条件を求人探しに反映させましょう。

職場環境は転職サイトに任せる

興味が持てる仕事(向いてる仕事)を探すというのは、自分がやらなきゃあいけないことです。だけど、職場環境をこだわることに関しては、転職サイトに一任してしまえます。次にする仕事が決まったら、職場に求める条件を転職サイトに伝えましょう。

そうしたら、あなたがしたい仕事のあなたが求める条件に沿った求人がメールで送られてくるようになります。

2年目、仕事が向いてないと思ったら、転職を成功させるためには四つのステップを踏みましょう。

  • 一度仕事を休み、ゆっくり考える時間を作る
  • 興味が持てる仕事(前向きに働ける仕事)を探す
  • 職場に求める条件を考える
  • 転職サイトに頼る

仕事に向いてないというよりも、仕事があなたに向いてないんだと思います。そういう仕事に向き合い続けるのは辛いもの。それよりも、自分が前を向いて働ける仕事を探しましょう。

それが、結果的に「自分に向いた仕事」になります。仕事と相思相愛になるには、好きよりも興味が大事! とりあえず休みを取って、ゆっくりとこれからのことに向き合いましょう。

前を向いて、楽しく働けるように。