半年は意外と長いと思うミヤケンです。
大人になると1年短いなあと思うんだけど、それは過ぎた後振り返ったから感じるんであって、当事者としては十分長いんですよね。じゃあ半年はというと意見が割れるけど、ボクは長いと思います。
だから、半年働いて「仕事向いてない」とか「自分には合ってない」とか思ったのなら、それは本当なんでしょうね。
「半年で何がわかる」と言う人もいるかもしれないけど、自分で確信を得たのならその言葉に耳を貸す必要なし！
ただ、辞めるべきか悩むなら、今回、ミヤケンからアドバイスをしたいと思います。
向いてないと思ったら早めに見切りをつけるのが吉
向いてない仕事を続けるには、覚悟が必要だとミヤケンは思います。
向いている人と比べたら、嫌でも差が開くんです。それを埋めるためには、その人の何倍も努力をしないといけません。だけど、向いている人も同じく努力をします。その何倍も…となると、本当に身を粉にするくらい頑張らないといけませんよね。
少し努力しただけでも「それなり」にはなれると思うけど、「昇進したい」「稼ぎたい」と思うなら、本当に尋常じゃあないくらいの努力が要るんじゃないかな。
半年で転職は不利なのか？
一概に不利と言い切れないけれども、少なくとも有利ということはありません。
ただし、不利とも有利とも言えない状態にすることや、有利に近づけることはできますよ。「半年で転職を志しました」と言われて、相手がどう感じるかを考えるんです。たとえば、その理由を質問したときに「前の仕事が合わなかった」「前の会社がダメダメのダメだった」と答えたら、どう感じるか。
もちろん、いい気はしませんよね。
逆に、「自分の努力を最大限発揮し、会社や社会に貢献し、自分も成長できる仕事・会社がもっとほかにあると感じたから」と答えたら、どうでしょう？ 少なくとも、嫌な気はしないと思います。その人の感性にもよるけれど、「前向きだな」という印象になりますよね。
だから、一概に不利とは言い切れない。
特に「仕事が合わなかった」という理由なら、いくらでも前向きに伝えられますからね。しかも、言い訳がましくならないというオマケの利点つき！
半年だからと言って、躊躇しなくてもいいんだよ。
転職アドバイスの前に、転職後気をつけたいこと
半年働くと仕事に慣れてきます。そのときにミスを連発したり、ほかの人よりも仕事ができなかったりすると「仕事向いてないなあ」と感じるんですよね。だけど、向いてる仕事を探したはずなのにその状態になってしまったとしたら、どうなんだろう。
それは向いてないとか、仕事選びに失敗したとかとは言い切れませんよね。
もし、最善を尽くしてもそういう状態になったなら、自分自身の落ち度を探してみましょう。たとえば、「仕事に焦って基本をおろそかにしてしまった」とか、「失敗の原因を探っていない」とか、そういう原因があるかもしれません。
だから、転職後は次のことに留意しましょう。
- 焦らず、基本を忠実に。自分は未経験の新人なんだという意識を持って真摯に取り組む
- ミスをしたら振り返り、原因を探って解決策を見出す
- 人の話はしっかり聞き、理解するまで自分の中で反すうしたり、実際に試したりする
仕事に慣れるための、そして仕事が出来るようになるための基本の「き」ですよね。
一度転職するとハードルが低くなって、また向いてないのかなあと思い始めると「すぐ見切りつけたほうがいいよね」と転職しちゃう人が多いんだけど、そうすると仕事を転々とする可能性が高くなります。
特に、半年という世間一般的に言うところの短期間で辞めた経験をすると、そうなりがち。
だから、大切なのは「確実に向いてる仕事を見つけること」と「向いてないかもしれないと悩んだときは自分の落ち度を疑うこと」だとミヤケンは思うよ！
確実に向いている仕事を探すためにどうしたらいい？
ネットの適職診断という手もあるけれど、ああいうのは機械的にやっているだけだから確実性は低いです。結局は、人の手で探すのが一番確実だと思います。とはいえ、手がかりがないと難しいのは確か。とりあえず、自分が今の仕事に向いてないと感じた理由を考えましょう。その理由をひっくり返したら、それが向いてる仕事の特徴になるんじゃないかな！
たとえば、「デスクワークが辛い」と感じたなら「適度に動き回る仕事が向いてる」ということになりますし、逆もありますよね。
ただ、それだけだと「この仕事だ！」と特定はできないのが弱点なんだよなあ…。その弱点を補うために、ひたすら仕事に対する知識を増やすしかないわけです。「こういう特徴を持つ仕事にはこういうのがある」というのがわかっていれば、あとは「興味が持てるかどうか」で特定できますよね。
だけど、その知識を増やすのが大変なんだ。
だから、その役割を転職サイトに担ってもらいましょう！ 転職サイトの担当者(キャリアコンサルタント)は、転職のプロ。毎日色々な職種の転職をサポートしているし、色々な会社に訪問しているから、仕事・会社の知識の広さと深さに関してはスペシャリスト！
「こういう仕事が向いてると思うんですが」と、向いてない理由をひっくり返した特徴を担当者に伝えましょう。
そうしたら、求人紹介という形で「こういう仕事がありますよ」と紹介してくれます。あとは、気になったことを担当者に質問しながら、自分でもその仕事のことを調べるだけです。その中で「ええやん、おもしろそうじゃないか」と思ったものを、転職先に選んだらいいと思いますよ。
これが、確実に向いてる仕事を見つける方法！
半年で仕事を辞めること自体は、「向いてない、合ってないことが理由なら」問題ありません。だけど、少しでも向いてないかなと悩むとまた転職してしまうかもしれないというリスクがあることは、知っておいてくださいね。
それを防ぐために、仕事の基本をしっかりとおさえて、焦らず自分のペースで頑張りましょう。
確実に向いている仕事を見つけて、転職して、がんばる。
そうしたら、今の悩みはなくなってスッキリと働けるし、成功できるようになりますよ。
