この仕事に向いていないのかなあ… そう思ってた時期もあったミヤケンです。

ただ、仕事に向いていないと思う時期は誰にでもあっておかしくないと思います。誰もがそれで転職していたとしたら、誰もが一度や二度は転職を経験する社会になるんじゃないかなあ。

最近は一度は転職を経験している人が多いけれど、さすがに「仕事に向いていない」と思う度転職したらキリがないですよね。

向いていないとか、合っていないと思ったら、辞めるべきか判断しないといけません。

今回は、その判断基準をミヤケンなりに紹介したいと思います。

入社して浅くて確信が持てないなら、同期と比べよう

入社して年月が経つと、同期と大きな差が開くことがあります。だけど、新人の間は同期と大きな差がつくことはなかなかありません。みんな等しく新人だし、誰もが同じように努力をするから差は大きくならないんです。

ただ、根本的に仕事に向いてない人とか、合っていない人とかは差が開きます。

同じだけの努力をしても、適正が無い人と適正がある人とでは結果が違うからです。適正が無い人は、適正がある人の倍以上の努力をして、やっと追いつくことができます。ただ、新人のうちはその倍の努力をするのが難しいし、そもそもどういう努力をしたらいいのかがわかりません。

だから、努力の量は等しくなりがち。

同期と比べて差が開いていると感じるなら、この先人より何倍の努力をしないと人並みにはなれなくなります。早いうちに見切りをつけて、辞めるべきです。

自問自答しよう

向いていない仕事を辞めるべきか続けるべきかを判断するのは、自分がその仕事に向いているかどうかを判断するよりも難しいです。色々な判断方法はあるけれど、結局は自分自身で「辞めるんだ」と決めなきゃあいけませんよね。

だから、自問自答しちゃいましょう! たとえば、こんな質問を…。

  • 仕事は楽しい? 最後に感じたのはいつ?
  • 仕事にやりがいがある? 最後に感じたのはいつ?
  • 今の仕事を続けて、やりたいことはあるか。それは今の職場じゃないと出来ないこと?
  • 数年後、その仕事を続けている、職場に居続けている自分を想像できる?
  • 最近、心身どちらか、またはともに「これはアカンかも」と思うことがありますか?

最初の質問。仕事は楽しいと思うことばかりじゃないけど、普通はたまにでも楽しいと思える場面があるんです。だからこそ、「しんどい」「疲れた」と言いながらも、みなさん仕事を続けています。それが無いのなら、続けても辛いだけ。辞めたほうがいいとミヤケンは思うなあ…。

やりがいに関しても、同じことが言えますね。

次に、「やりたいことがあるか」「今の職場じゃないと無理なことか」という質問。今の仕事でやりたいことがあるなら、諦めないで続けたほうがいいとミヤケンは思います。途中で諦めちゃったら、絶対後悔しますからね。だけど、今の職場じゃないとダメというわけではないなら、職場を変えるのも手ですよ。

その次の質問、数年後の自分の姿を想像できない人は、たぶんその数年後には仕事を辞めているんじゃないかなあとボクは思います。イメージできないということは、今のキャリアを続ける明確なビジョンを持てないということ。辞めて、違うキャリアを進んだほうが懸命です。

最後の質問だけど、これは深刻!

心身ともに疲れていることとか、ダメかもしれないということとかを自覚し始めたら、末期に近いと思ってください。結構、「大丈夫なうちは自覚していない」人が多いんです。周りから見て明らかヤバイのに、本人はケロッとしている人を見たことありませんか? そして、そこからさらに深刻化すると「無理、辛い」と嘆き始めます。

こうなるとヤバイを通り越してきている可能性があるから、辞めるか誰かに相談するかしたほうがいいです。

たくさんの社会を知ろう

社会は仕事の数だけあるし、会社の数だけあります。もっと言えば「人と人との繋がりの数だけ社会がある」と言えますよね。社会は広いんだけど、悩んでいるうちはそれが見えなくなりがちです。仕事に向いてないから辞めるべきかなあと考えたときには、たくさんの社会を見るようにしましょう。

たくさんの仕事を知り、会社を知る。

判断材料を増やそうよ!

今時はネットがあるから、『13歳のハローワーク』とか読まなくてもそれよりもっと広く深い情報が手に入ります。自分が前々から気になっていた仕事を調べたり、その仕事に関してどんな会社があるかを調べたりすると、仕事を辞めるべきかの判断材料が増えますよ。

今の仕事が合ってないということを実感することが多くなるし、もっと輝ける仕事や場所があることを実感することも多くなるから。

辞めるべきかの判断はプロに相談したほうが確実

ここまで僕なりのアドバイスをいろいろ書いてきましたが、人それぞれ現状が違うので、一概に「こうすればいい!」と言い切れません。

結局、転職サイトでプロのアドバイザーに相談するのが、1番いいってことになります。

今の仕事が向いてないと思うんだけど、辞めるべきなんでしょうか。あなたを担当してくれるキャリアコンサルタント(アドバイザー)は、色々な人の転職支援を日々行うプロフェッショナル。同じ悩みを持つ人にたくさん出会っている、広い社会を自分の中に持つ人です。

だから、的確なアドバイスをくれます。

それに、転職サイトに登録すると新着求人メールとかオススメ求人メールとかが届くようになるんです。本格的な転職活動を始めるのはまだ先だとしても、求人をチェックできるようになり、簡単な転職活動を始められます。

たくさんの求人に出会うということは、先ほど紹介した「判断材料を増やすこと」にも繋がってくる!

「こんな仕事があるんだ、こんな求人があるんだ」と、驚くことがたくさんあると思います。そのとき、疑問も生まれるでしょう。それを転職のプロに質問することで見聞も広がり、社会が広がる。

そうしていると、そのうちに「これだ!」と思う求人に出会うでしょう。

そのとき、転職活動を本格的に始めればいいんです。そのときはもう、「今の仕事が合ってないから辞めるべき」というより、「自分にとってもっといい場所があるから辞めるべき」と言えるようになっていますよ。

だから、転職のプロに相談だ!

仕事に向いてないから辞めるべきだよと、ミヤケンから言うのは簡単です。だけど、結局は自分自身で判断しなきゃあいけないことだと思います。自問自答したり、自分の中の社会を広げたりすることが、判断材料になるんじゃないかな。プロに相談すること、判断材料を増やすこと。

仕事が合ってないから辞めるべきかどうか気になる人は、今すぐそうすべきです。