どうも、学生時代は事務員さんが何者かを理解していなかったミヤケンです。

小中高のときとか、「事務員さん」という存在が本当に謎でしたねー。こうして社会人になると「なるほどな」と思うんだけれど、ボクは「なるほどな」と思ったと同時に「大変だろうな」とも思いました。

学生の相手をしないといけないし、職場の人間関係もあるし、しんどいだろうなあ…。

今回はそんな学校事務を辞めたい人の「辞めたい理由」に共感しながら、転職先をアドバイスしたいと思います!

学校事務を辞めたい! この仕事のどこがしんどいのかを分析しよう

学校事務を実際に辞める前に、どうして学校事務を辞めたいと思っているのかを分析しましょう。その分析結果によって転職先に選ぶべき仕事とか、職場とかとかが変わってきます。理由を説明できない転職は、失敗する。今聞きましょう。学校事務の何がしんどいの?

学校事務は雑用ばかり?

学校事務って、学生から見たら雑用係ですよね。

お気を悪くしたら申し訳ないなあと思いますが、まあそこは自虐的な笑いで許してもらえればと思います。実際の仕事にはちゃんとした事務処理もあるんだけれど、実際仕事をしていると雑用多くないですか?

たとえば中高の事務室、「〇〇部の△△の親ですが、傘を持ってきたので届けてもらえれば」と言いながら親が来校してくることがありますよね。しかも、来校者のほとんどが事務室に雑用や頼みごとを押し付けにきます。

そのたびに校内を奔走することになる学校事務…!

生徒さんから雑用を頼まれることもたまにあるかもしれませんが、ほとんどは親兄弟という来校者だと思います。

先生方は電話に出たがらないし雑用をしたがらないから、学校事務がそれに応じることになるんですよねー。

正直、事務仕事の中でこんなに雑用が多いのは異常です。

来客対応が多すぎるために雑用が多くなると言えるし、そもそも職場には常に生徒という客がいるんですよね。お客さんと切っても切れない関係にあるからこそ、雑用ばかりになってしんどいと思ってしまうんじゃないかなあ。

そうだとしたら、来客対応を減らせば…!

事務仕事に集中できます。

一般企業の事務なら、電話対応も来客対応もほとんどない会社が結構あるんですよ。そういう会社を探すことで、雑用ばかりという問題は解決すると思います。

学校事務は人間関係のストレスが多い!

大型掲示板を見ていると、大抵の職業でスレッドが立つのが面白いなあと思うことがあります。学校事務の掲示板を見ていると、「辞めた」という人の多くが「人間関係」を理由に挙げているんですよね。

確かに、学校事務にはたくさんの人間関係があります。

事務員同士の人間関係、教師との人間関係、生徒や保護者との人間関係。この三種類の人間関係三すくみの状態で働くことになり、しかも一方は学校にとっての客ですからね。それはそれはストレスがたまります。

教師は事務員を見下し、教師間でも「あの人が嫌い」というのがあり、もちろん事務の間にもそういうジメジメした軋轢があるんですよね。学校というのは、ジメジメとした陰湿な人間関係がカビのようにストレスを生やしてくる場所なんじゃないかなあ…。

そのストレスが育つと、うつ病という大きな毒キノコになることもある!

学校事務のストレスからうつ病になった人は、決して少なくはないと思います。学校事務はたくさんの人間関係に囲まれながら、仕事自体は孤独。その矛盾も、学校事務の仕事をしんどいと思わせる一因になっているのかもしれません。

とにかく、ストレスのカビが生えてきている人は転職しないとやばいかもしれませんよ?

学校事務をつまらないと感じる

学校事務はつまらないとか、やりがいがないとかとかいう意見をネットで見ることが多いです。雑用に奔走したり、ひたすら報告資料を作成したり、会計処理をしたりといった毎日。確かにやりがいなんて、どこに見つければいいのかわかりませんよね。

ただ、これは学校事務に限った話じゃないんじゃないかなあ…。

事務職というのはどこも毎日、毎日、決まったことの繰り返しで、「何のために仕事をしているか」はわからないんだと思います。そもそも、仕事に目的を求める人は事務に向いていないんじゃないでしょうか。

仕事を完全に生きる手段として割り切ったり、それなりで良いと思えたりする人が、事務には向いています。

学校事務をつまらないと感じるなら、事務職全般から転職したほうがいいですよ。

学校事務は「激務だ」という人も、「楽すぎだ」という人もいるけれど…

「学校事務は楽すぎる」「学校事務はつまらない」と言う人もいるけれど、「学校事務は激務だ」と言う人もいます。

ミヤケン的には決して楽じゃないと思うんですけどね。雑用が多くて多くて、事務処理の仕事がなかなか進まないことがあるじゃないですか。そうなるとどうしても残業することになりますよね。

本来の仕事が後ろに後ろに押されてしまうくらい、たくさんの仕事があるというのは十分すぎるほど激務だとボクは思います。

ただ、何が楽で、何がしんどいのかは人それぞれです。

自分にとって激務だと感じたら、相談相手が「こんなに楽な仕事はないよ」と言おうと関係ありません。「それはあなたにとっては楽なんでしょうけれど、私にとってはしんどいんです」というだけの話だから。

自分自身が、しんどい気持ちが強くて、辞めたいと思っているなら学校事務から転職しましょう。

学校事務から転職するなら、どんな仕事がいい?

雑用ばかりの仕事が嫌な人には一般企業の一般事務に転職することをオススメしたけれど、他にも学校事務から転職するときにオススメの転職先があるんです。

たとえば、経理事務。

経理事務は会計処理に特化した事務職で、それ以外の仕事は基本的にありません。来客対応も雑用も一切なくて、人間関係も同じ事務所内の人間だけです。一般事務に比べると、会社の会計を握っているという実感からやりがいも得られると思います。

知識が必要な分、給料も高めですしね。

あとは、事務がつまらないなら営業職とかWEB事業の企画職とかがいいんじゃないかな。

営業職は仕事に目的を求める人に、ピッタリの仕事です。「会社の利益を生む」という目的がありますからね。

それだけじゃなくて、「利益をあげれば、自分の給料も上がる」という私利的な目的も持てます。向いていない人には地獄みたいな仕事だけれど、向いている人には面白い仕事だと思うんですよ。

WEB事業の企画職がオススメなのは、ミヤケンが面白がっているからかなあ…。

半分冗談ね、それは。

WEB事業はね、色々あるんです。

  • 真面目にふざけた企画を行う会社
  • バーチャルリアリティに心血を注ぐ会社
  • 役立つニュースを提供する会社

特に2018年の冬あたりから、2番目のバーチャルリアリティ関連の企画に手を出す会社が増えてきています。「Virtual Youtuber」とかね、ボクも妻と楽しく見ていますよ。富士葵とか、ときのそらとか。

WEBの世界はとても広く、今や最先端の「面白い仕事」はネットから生まれています。

学校事務の仕事を「つまらないから」辞めたいと思っている人が、面白いと思える仕事が必ずあるはずです。

個人的には、とてもとてもオススメですよ!

学校事務を辞めたいという人には、さまざまな理由がありますよね。

人間関係がストレスな人、雑用ばかりなのが嫌な人、つまらないと感じている人、激務だという人…。それぞれにピッタリの仕事が、必ずあります。今回ボクがオススメした「一般事務」「経理事務」「営業職」「WEBの企画職」以外にも、探せばもっともっとあるはずです。

転職サイトを利用して、自分の辞めたい理由の解消にぴったりな、自分の性格・性分にぴったりな仕事を見つけて転職しましょう!